この記事ではスーパーカブをベースとしたカスタムマシンの中でも誰もが二度見してしまうほどのフルカスタムされたマシンを紹介。驚きのマシンをとくとご覧あれ!!

リトルカブより更に小さいポケットカブ

スーパーでもリトルでもない「pocket CUB」という愛称が付けられたマシンは、スーパーカブの車体をそのままスケールダウンしたかのような仕上がりに。よく見てもらえれば分かるように各部のパーツはスーパーカブそのもの。純正パーツを切った貼ったを繰り返し小さく短く加工。前後ホイールは5インチと驚きのサイズとなっている。各部はしっかりスーパーカブなのだが、全てが驚くほど小さいというファニーな仕上がりとなっている。

コチラのマシンは千葉県にある216motoringが製作したマシンで、ショート加工された車体にホンダCRF50Fの10インチスポークホイールを流用し、よりスーパーカブらしい仕上がりに。車体の加工、製作以外にもエンジンのカバーやマフラーなどの金属パーツはエングレービングが施工されており、まるで芸術品のような仕上がりとなっている。

実はスーパーカブはオフロードも走れるバイクなんです。

シート下のタンク形状と横型エンジンからスーパーカブがベースと分かる2台のオフロード仕様。ドロドロの車体は実際にレースに参戦して「本当にこれで走ってるんですよ!!」を実証するために洗車せずに展示。

オフロードを走るために十分な長さが確保された足まわりやジャンプにも耐えうるために補強されたフレームなど、もはや「カブがベースじゃなくてもよかったのでは?」と思ってしまうかもしれないが、それを言わないでおこう。

もはやベース不明…。その正体は…。

高くマウントされたヘッドライトに寝かされたフロントフォーク、低く長い車体と、もはやベースがなんなのかわからなくなってしまっている車体。しかし、搭載されるエンジンやメインフレームの形状をよく見てみるインジェクションモデルのスーパーカブだと判明。

他にはないこの独創的なスタイリングに圧倒されるが、更に凄いのがポジション。エンジンから長く伸ばされたシフトペダル、ステップはリアのアクスルシャフト部にマウントされ、ライダーが乗るとそのドラッグレーサーを操るレーサーのようなポジションとなっている。

ハイブリッドでもEVでもない、人力で走るスーパーカブ!! 

カーボンニュートラルの実現に向けて二輪、四輪メーカーがハイブリッドやEV、水素、バイオディーゼルなど様々な燃料を研究、開発している中で見つけたのがコチラのスーパーカブ。

エンジンがあるべき所には何もなく、あるのはペダルとチェーン…、そう自転車のユニットが移植され、このマシンは人力で走るのだ。スチールフレームの車体がベースとなっているのでそこそこ重量があったりするが、普通の自転車と同じように走行可能。これが電動自転車のユニットだったらもっと走りやすくなったりするのか? いやそこまでするならEV、モーターを搭載したらいいのでは? なんて事は考えず、このアイデアを実現したオーナーさんに拍手を送ろう!!

レポート:山ノ井敦司

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