2023年4月7日、愛知スカイエキスポ(愛知県国際展示場)で「第2回 名古屋モーターサイクルショー」が開幕した。この記事では、会場に展示されたブルーライトニングレーシングのi-CON Proパフォーマンスを紹介しよう。
文・写真:山口銀次郎
画像: 20年以上の歴史あるBLR・i-CONシリーズの集大成「i-CON Proパフォーマンス」登場!【名古屋モーターサイクルショー2023レポート】

BLRのフューエルインジェクションコントローラー「i-CON」の集大成

2002年よりフューエルインジェクションコントローラー「i-CON」シリーズを展開してきたブルーライトニングレーシングが、i-CONシリーズ販売から20年の歴史の集大成とも呼べる新作i-CON Proパフォーマンスを発表した。

i-CON Proパフォーマンスは、HKSと共同開発により生まれたフューエルインジェクションコントローラーで、シリーズ「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」と続き、より機能性や使い勝手を高めたモデルとなっている。

画像1: BLRのフューエルインジェクションコントローラー「i-CON」の集大成

具体的には、燃料の噴射量を調整し、パワーアップや燃費向上など、任意のセッティングを可能にするコントローラーとなっている。マフラーなどの設定が個々に異なるので細やかなセッティングが出来るのも魅力のひとつと言えるだろう。

画像2: BLRのフューエルインジェクションコントローラー「i-CON」の集大成

約250車種に及ぶフューエルインジェクション採用モデルに対応するラインアップで、Proパフォーマンスからは燃料噴射量のコントロール自体はPCで行う仕様となった。これにより、一般ユーザーも格段に扱いやすくなる。取り付けはノーマルのECUとセンサーの間にジョイントするだけ。もちろん、スタンダードセッティングにすぐに戻すことも可能だ。

画像3: BLRのフューエルインジェクションコントローラー「i-CON」の集大成

i-CONシリーズの集大成として扱いやすさを向上するとともに、オートバイ用として機能を高めるべくシリーズ初の防水仕様となった。セッティングは自ら走行しながら楽しむのも良いかもしれないが、製造販売するブルーライトニングレーシングでは、シャシーダイナモでのセッティングも受け付けている。扱いやすいとはいえ、プロにセッティングを依頼するのも手かもしれない。

This article is a sponsored article by
''.