2023年3月17日に開幕した「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」に、ツーリングバッグやミラー、ケミカル製品の老舗タナックスもブースを出展。この記事では、新しいバッグシリーズを2種類紹介します。

タナックス モトフィズ「ヘリテージエディション」

画像: TANAX MOTO FIZZ Heritage Edition 参考出品|製品一例

TANAX MOTO FIZZ Heritage Edition

参考出品|製品一例

味わい深いバイクに似合う新たなシリーズ

タナックスのツーリングバッグといえば、ブラックやブルーを思い浮かべる方が多いと思います。今回登場したのは、ブラウンのシンセティックレザーを用いてシブい仕上がりを実現した「ヘリテージ エディション」です。

いずれも参考出品としての展示でしたが、日帰り向け、宿泊向け、キャンプ向け、それぞれのサイズでラインナップ。さらにサイドバッグも用意されていました。

画像: タナックス モトフィズ「ヘリテージエディション」

すべて製品化されれば、好みのサイズのシートバッグとサイドバッグを組み合わせて3点セットのパッキングもできますね。

従来のスタンダードモデルはクセがなく、なるべく多くの車種に合うようにデザインされていたのだと思います。「ヘリテージ エディション」は、ネオクラシック系やトラディショナル系、クルーザー系モデルを狙い撃ちしたテイスト。スクランブラーやオフロードモデルとの相性もいいかも!

画像: ▲表面の素材だけでなくファスナーの引手もおしゃれ。

▲表面の素材だけでなくファスナーの引手もおしゃれ。

モーターサイクルショーで展示されたすべてが市販されるかは分かりませんが、2023年のお盆前の発売を目指しているそうです。

タナックス モトフィズ「ライディングザック18」

画像: TANAX MOTO FIZZ ライディングザック18 サイズ:470(H)×360(W)×200(D)mm 容量:18L 発売予定時期:2023年5月 税込価格:2万3100円

TANAX MOTO FIZZ ライディングザック18

サイズ:470(H)×360(W)×200(D)mm
容量:18L
発売予定時期:2023年5月
税込価格:2万3100円

ビジネスリュックのようなライダー向けバッグ

これがタナックスの製品なの? と驚きました。まるでビジネスリュックのようなデザイン。webオートバイ編集部のある東京新橋で毎日見かけるタイプのバックパックです。

でもタナックス製品ですから、バイクに積むこともできちゃう。同社独自の簡単固定ベルト「Kシステムベルト」が付属していて、シートバッグとしても活用できます。電車通勤・バイク通勤・ツーリングまでカバーした用途の広さが魅力的。

画像: ▲シートに固定するベルトを見せない工夫のおかげで、積載時もすっきり。

▲シートに固定するベルトを見せない工夫のおかげで、積載時もすっきり。

容量は18Lで、A4ファイルが入る形状。ノートパソコンを入れることも想定していて、車載時でも衝撃が受けにくいよう工夫されています。内部にパネル(芯材)が備わっているため、背負っていても、車載しても、中身が空でも形状は変わりません。

これまでシートバッグだけどショルダーストラップが付属していて持ち運ぶことができる製品はたくさんありました。「ライディングザック18」はその逆。リュックだけど、バイクに積むことができる製品です。

税込価格は2万3100円。カラーはグレーとブラックをラインナップ。2023年5月発売予定!

文・写真:西野鉄兵

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