どこに観戦に行くか迷う週末!

画像: 桶川スポーツランド 12月の早朝7時から車検の長い列でした 運営の方も一日中お疲れさまでした

桶川スポーツランド 12月の早朝7時から車検の長い列でした 運営の方も一日中お疲れさまでした

この週末は全国で幅広くイベントがあったスゴい日でしたね。
西は九州・熊本県HSR九州で「SuperドリームSunday8時間耐久レース」が、京都・近畿スポーツランドでは「北川圭一杯ミニバイクレース2022」が、そして静岡・白糸スピードランドでは「MRSカップ4時間耐久レース」が、そして埼玉・桶川スポーツランドでは「関東ロードミニ最終戦」が、そして茨城県・筑波サーキット1000では「MotoUP祭」が行なわれました。もちろん他にもたくさんね!

それどころか、その前の金曜にはTONE SYNCEDGE4413BMWのイヤーエンドパーティがあって、土曜には秋ヶ瀬サーキットでT.PROファンフェスタがありまして。コロナ禍もやや収まってきて、レース界がいろんなファンとの集いを企画してくれているんですね。

その日曜のレースDayでは、HSRの8耐には青木ノブアツ、松崎克哉や和田留佳に、徳留真紀や作本輝介が、近スポの北川杯には渡辺一樹や、津田拓也、村瀬健琉に長尾健吾、新庄雅浩に渥美 心が、そして白糸のMRS4耐には加賀山就臣が、桶スポには小椋 藍に古里太陽、藤田哲弥に池上聖竜、そしてMotoUP祭りには長島哲太に羽田太河、大久保光に鳥羽海渡、山中琉聖、國井勇樹と、実にそうそうたるメンバーが出場、みんなミニバイクで「真剣に」遊んでる、そんなレースイベントでした。

画像: Youtubeナマ配信では登場経験のある桐石世奈(左)とRuriko。MRSカップ白糸4時間耐久レースの模様はオートバイ2月号で♪

Youtubeナマ配信では登場経験のある桐石世奈(左)とRuriko。MRSカップ白糸4時間耐久レースの模様はオートバイ2月号で♪

「え、こんなにカブってたらどこに取材に、観戦に行ったらいいのさ」ってメディアやファンの方は多かったでしょうが、本誌スタッフはRurikoと桐石世奈のオートバイ女子部が白糸スピードランドのMRSカップ4耐に、そしてナカムラは桶スポの関東ロードミニにお邪魔してました! 
白糸のMRSカップは、スズキGSX-R150の一括レンタルができるレースなんですが、今回はマイバイクOKの4時間耐久ってことで、女子部はGROMで参戦。そのレポートは次号オートバイ2月号で。

で、ナカムラは関東ロードミニ「桶川GROMカップ」に参加してきました。この「桶川GROMカップ」っていうのは、全国各地で行なわれている「HRC GROMカップ」とは別に設定された桶スポオリジナルのクラスで「GROMあるし、カップに出てみたいけど、GROMカップはレベルも敷居も高くてねぇ」っていう人向けに、2022年途中からスタートした「やんわりGROMカップ」です。
レギュレーションも、シビアなHRCカップとは違っていて「エンジン本体触らなかったらいいよ~」ってユルさ。いや、ユルいんじゃない、敷居が低いんです。こういうレギュレーションだからインチキしちゃお♪ってエントラント、いませんから!

画像: 編集部所有のGROM初期型 転倒多数、ベースはHRCのカップ仕様で、ダンロップKR337を履いてます 練習3時間走行のユーズドで決勝へ タイヤウォーマーなしで低い路面温度が心配だったけど問題ナシでした!

編集部所有のGROM初期型 転倒多数、ベースはHRCのカップ仕様で、ダンロップKR337を履いてます 練習3時間走行のユーズドで決勝へ タイヤウォーマーなしで低い路面温度が心配だったけど問題ナシでした!

「お、そーゆーカップ戦なら出たい!」って、ナカムラとRurikoが飛びついたのが桶川GROMの初戦、8/14開催の関東ロードミニの第4戦でした。この時、参戦台数は4台かな。HRCのGROMカップとは違って、敷居も低く、わりとのんびり、初めてレースする人なんかにいいよなー、ってみんなを誘ってたんです。桶スポは都内からも近いミニバイクの名門コースであり、同時にツナギなしでもサーキット体験走行できる「サーキットツーリング」企画なんかもやって、敷居の低さを教えてくれるコースですからね。

すると、10/25の関東ロード第5戦で行なわれた桶川GROMの第2戦は9台のエントリー。倍増です(笑)。残念ながら、この第2戦にはRurikoもナカムラも参加できなかったんですが、その最終戦がこの日曜。Rurikoは白糸へ、そしてナカムラが桶川GROMへの参加となったのです。

桶川GROM第3戦のエントリーは11台と、これまでの2戦は「トライアウトクラス」との混走だった桶川GROMが、ついに単独開催となりました。おぉ、少しずつだけど順調に増えてる!
この日の桶川スポーツランドは、全13クラスで総エントリー台数190台OVERと、桶スポの社の長によると「コロナ禍の前の水準にやっと戻ってくれました!」という盛況ぶりで、観戦のお客さんもたくさん! そのお目当ては、何と言ってもTeamASIAの小椋 藍&古里太陽だったんですが、午後は少し曇って気温も下がってきちゃったけど、朝からお天気も良かった桶スポが、熱気むんむんな1日でした。

画像: 開会式でムリヤリ挨拶させられる古里太陽(笑)。写真中央が小椋、左は桶川塾出身の今野由寛。今大会のコース長です

開会式でムリヤリ挨拶させられる古里太陽(笑)。写真中央が小椋、左は桶川塾出身の今野由寛。今大会のコース長です

画像: 青山博一TeamASIA監督も「遊びに来ました~」って登場。さっそくファンのみんなに囲まれていました

青山博一TeamASIA監督も「遊びに来ました~」って登場。さっそくファンのみんなに囲まれていました

画像: 23年はMoto3クラス2年目を迎える古里太陽 ん?右にえんどーさんが見切れてる(笑

23年はMoto3クラス2年目を迎える古里太陽 ん?右にえんどーさんが見切れてる(笑

全13クラスもあった関東ロード最終戦でしたが、分刻みのスケジュールが、ホントにうまく進むんです。進行も、決勝レースでひとクラス、オイルが出てコース清掃が入りましたが、日没との戦いに打ち勝って全クラス無事に終了。
何と言ってもOPENクラスに参戦したTeamASIAの走りに、エントラントも観客のみんなもクギ付けでした。やっぱりMoto2世界選手権でチャンピオン目前までいった小椋、速い上手い強い! コースレコードを更新してポールポジションを獲って、予選は僅差だったけど、決勝はブッチギリの優勝! 勝って当たり前だけど、小椋に挑みかかる桶川キッズの勢いがチョー頼もしい好レースでした!

画像: うーむ、ちょっとオカシいですね、小椋のマシンの挙動(笑 これ、転倒直前じゃないんですよ……

うーむ、ちょっとオカシいですね、小椋のマシンの挙動(笑 これ、転倒直前じゃないんですよ……

画像: 今シーズンはシーズンイン前のケガが長引きました 本領発揮は23年、期待してるぞ太陽!

今シーズンはシーズンイン前のケガが長引きました 本領発揮は23年、期待してるぞ太陽!

桶川GROMカップですが、ナカムラは恥ずかしながら参戦11台で予選9番手、決勝8位で無事帰宅(←コレ大事・笑)。レース前にこっそり練習も行ったし、ちゃんと整備してファイナルも桶スポに合わせて行ったんだけど、完走者中ビリ、ベストタイムもビリでした。ちきしょー。
10周を全力で走って、3回くらい転びそうになったけど、むー、オレだけ初期型GROM(現行モデルはRurikoと白糸へ)とはいえ、もっと練習しないとなぁ、と思ったレースとなりました。

画像: ひとり初期型GROMカップを戦いましたナカムラ (写真は関東ロード第4戦のもの)写真/南 孝幸

ひとり初期型GROMカップを戦いましたナカムラ (写真は関東ロード第4戦のもの)写真/南 孝幸

桶川GROMカップのエントラントさんとも仲良しになったし、2023年はもっと練習して、桶川GROMカップフル参戦を目指します! 下記が公開されたばかりの2023年の関東ロードミニ選手権スケジュールです。他の取材とカブらないといいなー!^^

2023年 関東ロードミニ選手権
①2/26 ②4/16 ③7/2 ④8/20 ⑤10/22 ⑥12/10

関東ミニバイクの名門コースでの選手権、久しぶりにレースでも見に行くかなぁとか、レース出てみたいなぁって方、ぜひおいでください! 
旧型でもいいからGROM買って(おれずっと初期型GROMでがんばるし!)桶川GROMカップ一緒にやろう! めざせ桶川GROMフルグリッド!

写真・文責/中村浩史

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