エフェックス「グリップヒーター EGH011」

画像: セット内容は左右グリップのほか、電源ハーネス、長さ調整用スリーブ、バーエンドキャップ、耐熱ボンド。配線を固定するタイラップ。ヒーターを使用しないシーズン中にグリップ表面の摩耗を防ぐ熱収縮タイプのグリップ保護チューブまで同梱されているのが親切だ。 税込価格:1万6500円 [対応ハンドルバー] ハンドルパイプ:Φ22.2mm、 グリップ長:115mm / 120mm/ 130mm [販売元] プロト

セット内容は左右グリップのほか、電源ハーネス、長さ調整用スリーブ、バーエンドキャップ、耐熱ボンド。配線を固定するタイラップ。ヒーターを使用しないシーズン中にグリップ表面の摩耗を防ぐ熱収縮タイプのグリップ保護チューブまで同梱されているのが親切だ。

税込価格:1万6500円

[対応ハンドルバー]
ハンドルパイプ:Φ22.2mm、
グリップ長:115mm / 120mm/ 130mm

[販売元] プロト

走行中でも安全確実に温度調整できる、スイッチ一体型グリップヒーター

今回はオートバイ編集部アルバイト女子大生・大冨が取扱説明書とスタッフのアドバイスを頼りに自分のCB400SFに装着。スロットルスリーブ(スロットルパイプ)のリブを削る作業と電源の取り出しに手間取ったものの、約2時間で装着完了。テスターと電工ペンチを用意しておけばDIY装着は難しくない。

初めてグリップヒーターを使った彼女は、その暖かさに感動。最高温度に設定すると素手では「暖かい」を通り越して「熱い!」になるほどで、厚手のウインターグローブ着用で感覚が鈍ることを嫌うライダーはもちろん、スロットル、レバー、スイッチの操作に不慣れなビギナーには絶対にお勧めする。

純正装着車が増えて、新車購入時にディーラーオプションとして選ぶユーザーも多いグリップヒーター。現在の製品はヒーター素材と製造方法の進歩でグリップ径が純正とほとんど変わらず、少ない電力消費量で充分な発熱能力を持っている。実際に装着すると夏以外の3シーズンで頻繁に使うので、けっして冬専用の装備ではないことが判る。

エフェックスのEGH011は左グリップ部にスイッチと温度表示LEDを一体化し、グリップから手を離さずに操作できる。付属のゴム製スリーブでグリップの長さに調整できるので、余分な隙間が空いたり、スロットルの動きが渋くなったりしないことも特徴だ。

画像: 車種によってはスロットルパイプのリブを削る必要がある。今回は大きめのカッターでリブを切り取り、ヤスリで仕上げた。この作業に約30分を要した。

車種によってはスロットルパイプのリブを削る必要がある。今回は大きめのカッターでリブを切り取り、ヤスリで仕上げた。この作業に約30分を要した。

画像: グリップ径は約Φ32.8mm。CB400SFの純正グリップは約Φ31mmなので握り心地の変化は少なく、少し太い方が好みというライダーも多い。

グリップ径は約Φ32.8mm。CB400SFの純正グリップは約Φ31mmなので握り心地の変化は少なく、少し太い方が好みというライダーも多い。

画像: ゴム製のスリーブをグリップエンド側にはめ込むことでグリップ長を115mm、120mm、130mmの3種類に調整できる。

ゴム製のスリーブをグリップエンド側にはめ込むことでグリップ長を115mm、120mm、130mmの3種類に調整できる。

画像: ヒューズボックス内にあるアクセサリー(ACC)ヒューズをヒューズ電源に交換してプラス電源を取り出す。ギボシ端子は付属しているので、電工ペンチだけ用意すればいい。

ヒューズボックス内にあるアクセサリー(ACC)ヒューズをヒューズ電源に交換してプラス電源を取り出す。ギボシ端子は付属しているので、電工ペンチだけ用意すればいい。

画像: スイッチ部、バーエンド部との間に余計な隙間がなく、後付け感なしの仕上がり。温度調整は35℃、50℃、55℃、65℃、80℃の5段階で、5色のLEDで表示される。手のひら全体を暖めるため、ニクロム線ヒーターがグリップ全周に巻かれている。

スイッチ部、バーエンド部との間に余計な隙間がなく、後付け感なしの仕上がり。温度調整は35℃、50℃、55℃、65℃、80℃の5段階で、5色のLEDで表示される。手のひら全体を暖めるため、ニクロム線ヒーターがグリップ全周に巻かれている。

文:太田安治/写真:南 孝幸、森 浩輔

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