GASGASがトライアルモデルTXT GPおよびTXT RACINGのフルモデルチェンジを発表。KTMやハスクバーナ・モーターサイクルズを含むPIERER Mobility AGの傘下に入ってから初めてとなる今回のモデルチェンジには、各方面から大きな注目が集まっています。その理由は、このバイクが実質的に”KTMが作る初めてのトライアルマシン”になるからでしょう。果たして日本で発売されるのか? されるのであればその発売日、価格は? まだまだ未発表な事実が多いのですがOFF1.jpでは今後も続報を追いかけていきたいと思います。

日本時間の7月14日AM1:00、GASGASのYouTubeチャンネルで配信されたリリース動画が、こちら。非常にユニークな構成で、ライア・サンツやタディ・ブラズシアクといった日本でも有名なGASGASファクトリーのトップライダーが登場したり、スタンディング・スティルした状態でピンポンをしていたりします。

画像: They're coming! Get prepared for the 2023 GASGAS Trial bikes! youtu.be

They're coming! Get prepared for the 2023 GASGAS Trial bikes!

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TXT Racing 4車種、TXT GP 2車種の計6モデル

画像: GASGAS TXT Racing 300

GASGAS
TXT Racing 300

TXT Racingシリーズは300cc、280cc、250cc、125ccの4車種がラインナップ。旧モデルから280ccが追加になっていますね。共通する特筆すべき機能は以下。

・新しい軽量な鉄フレームを採用
・フロントハンガーはアルミニウム製で、高い剛性を実現
・グラフィックとスタイリングを一新
・クラッチカバーの耐久性を向上
・ステップのデザインを改良し、よりコントローラブルに
・高い耐久性を持つエンドキャップを備えた新しいエキゾーストとサイレンサーを採用
・キックスターターを改良し始動性を改善
・新しいシリンダーヘッドを採用
・新しいTECH製フロントフォークはプリロード調整が可能で、ストローク長は174.5mm
・NEKEN製ハンドルバーとRENTHAL製グリップを採用
・TECH製リアショックはリバウンドとスプリングプリロードを個別に調整可能
・油圧クラッチとブレーキはBRAKTEC製
・CNC機械加工ハブを備えた強剛性かつ軽量なホイール
・ミシュラントライアルX11タイヤをフロント・リアに装着
・特許取得済みの4/6速トランスミッション

画像: GASGAS TXT GP 300

GASGAS
TXT GP 300

TXT GPシリーズには300cc、250ccの2車種がラインナップ。基本設計はRacingと同じですが、細かい部分でより良いパーツを使用しており、よりレース仕様となっています。発表されている変更点は以下の通り。

・フロントハンガーをブラックアルマイト加工
・GASGASファクトリーレーシングに沿ったグラフィック
・新しいGASGASファクトリーレーシングにインスパイアされたバーパッド
・TECH製フロントフォークにカシマコーティング加工
・アルミ製トリプルクランプにもブラックアルマイト加工・CNC機械加工
・FIM承認のリアブレーキディスク

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