2022年5月22日(日)、44キッズクロス第3戦が開催されました。バトルが多く繰り広げられた今回。各クラス白熱したレースの模様をレポートします

バトルの楽しさを掴む、50ccクラス

ファースト50クラスはMOTO-Eクラスと同様ショートカットコースで行われました。参加台数は18台。今大会開催クラスの中で最多のエントリー数となり、各所でバトルが展開されました。

画像: 齋藤稀選手(#123)

齋藤稀選手(#123)

そんな中、2ヒートともレースを制したのは齋藤稀選手。スタートから前に出るとそのまま後方を引き離し独走状態へ。ラインを見極め、周回遅れのライダーを上手く交わし、群を抜いた速さで存在感を示しました。

画像: 井口藍暉選手(#22)

井口藍暉選手(#22)

ファースト50はバイクに乗り始めたキッズが多いため、レースを重ねていくごとに成長が見られるのも楽しさの1つ。井口藍暉選手は開幕戦から毎戦参加しているライダーの1人。開幕戦は午前の部2位/午後の部7位。第2戦はヒート1で3位/ヒート2で8位と、2ヒート目に順位の揺れが見られていました。しかし、今大会はヒート1を4位/ヒート2で2位と安定して上位に入っており、着実にレベルアップしている姿がうかがえました。

画像2: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

ファースト50は一番エントリー数が多くて、その中でも2ヒートとも優勝した齋藤稀選手は開けっぷりがよかったですね。将来有望な選手がまた出てきたなと思います。

スーパー50/リミテッド50クラスも、ヒート1とヒート2はコンディションを考慮しコースをショートカット。コンディションがほぼ回復したヒート3ではライダーたちの希望に応え、コースの3分の2を走るレイアウトに変更されました。

画像: 大久保英飛選手(#8)

大久保英飛選手(#8)

スーパー50では前大会も優勝を果たした大久保英飛選手が速さを見せつけます。50ccの乗り方を理解し、スムーズに走る彼の姿は見ている側が気持ち良いほど。コースレイアウトが変わった3ヒート目もコースへの対応力を見せ、パーフェクトウィンを果たしました。

画像: 小磯銀士選手(#10)

小磯銀士選手(#10)

リミテッド50でも前大会を制した小磯銀士選手が優勝。どのコースでもトップを走るその速さは、50ccクラスの中でも一目置かれる存在となっています。

画像: 広野康輝選手(#59)

広野康輝選手(#59)

さらに今回スーパー50で注目を浴びたのが広野選手。KTMの電動バイクSX-E5でフィニッシュジャンプを飛び切るダイナミックさに観客は魅了されていました。

画像3: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

スーパー50では大久保選手が必ずトップに来る強さがありますね。コーナーの進入速度が特に速いです。リミテッド50では優勝した小磯選手の乗り方と開けっぷりが良いですね。転倒もなく安定感があります。

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