遅ればせながら、開幕戦のレポートです!

4月2日、3日にモビリティリゾートもてぎ(ツインリンクもてぎ)にて行なわれた全日本ロードレース選手権の初戦を応援しに行ってきました。今回は伊藤真一監督率いるAstemo Honda Dream SI Racingさんをメインに取材しました。全日本ロードレース選手権を観戦するのは今回が初めてです。今まではYouTubeで見たり、以前全日本のレースを取り扱う番組に出演していたので」、その収録の時に選手のインタビューを聞いたりしていました。初めての現地参戦で気がついたことや、Astemoさんのピットに入らせてもらったことで見ることができたレースの様子をお伝えします。

サーキットに着いてまずはJSB1000、40分間の予選が始まりました。昨年まではYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀選手の圧倒的な強さを見せつけられていました。今年はYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINの渡辺一樹選手がフル参戦ということで、どのチームのファンも期待するところも大きいのかな思いました。Astemoの作本輝介選手は2021年はST1000クラスでの参戦でしたが2022年からはJSB1000クラスでの参戦です。

画像: 作本選手と。

作本選手と。

JSB1000は予選のベストタイムの順位がレース1、セカンドベストタイムの順位がレース2のグリッド順となります。予選の結果、作本選手は決勝でレース1は6番グリッド、レース2は8番グリッドからのスタートとなりました。

予選直後の濱原颯道選手と写真撮ってもらいました!

画像: 濱原選手。

濱原選手。

濱原選手はいつ会っても優しくて、このレース期間中も私がヨシムラスズキのピット前に停めてあった刀と自撮りしてたら、通りかかった濱原選手が「撮りましょうか?」と声かけてくれたんです!流石に濱原選手ホンダなのに刀はスズキだし撮ってもらうわけにはいかないので、感謝の気持ちを伝えました!

画像: 結局自撮りしました。

結局自撮りしました。

Astemoさんのピット内での選手の座り位置はコース側からピット内を見て左から渡辺一馬選手、作本輝介選手、Muklada SARAPUECH(ムクラダ・サラプーチ)選手の順に座っていました。
基本的に左側から出入りしていたこともあり、渡辺一馬選手の表情をよく見ることができました。JSB1000の予選が終わりピットの様子を見ているとひょこっとやってきたのは今年からJAPAN POST HondaDream TPで走ることになったJ-GP3クラスの岡崎静夏選手! 静夏ちゃんは私と同い年でお仕事でも何度も会ったこともあります。渡辺一馬選手に話しに来たみたいでした。それまで渡辺一樹選手に真剣な顔をしていましたが、まるで兄弟のようにマシンの話や世間話をしている姿を見て、岡崎静夏選手からの渡辺一馬選手に話しかけることに成功しました!

画像: 渡辺一馬選手(右)、岡崎静夏選手(左)

渡辺一馬選手(右)、岡崎静夏選手(左)

初めてお話ししたのですが優しい笑顔で「MEDIAのビブスをつけてたから、まさかそんな近くにいるとは思わなかった」と話してくれました。予選の後にマシンセッティングについてのメカニックさんへの伝え方や、言葉の選び方をそこまで考えているのだなと驚きました。伝え方によっては思っているのと違うセッティングの変更をされてしまうこともあるのだとか。メカニックの立場になってチームのために、そして自分のために細やかな気遣いをしているのだと感じました。

ST1000の渡辺一馬選手のマシンに何故かレインタイヤを履いていたので、気になってチームの方にお聞きしたら「まだ予選まで時間があるってタイヤは別の場所で温めてるからとりあえず別のタイヤをつけてるだけですよ」と教えてもらいました。私はてっきり雨がいつ降り始めてもいいようにスタンバイしてるのかと思ったら違いました。

そんな渡辺一馬選手の予選はJAPAN POST Honda Dream TPの高橋裕紀選手と接戦を繰り広げ0.182秒差で2番グリッドからのスタートとなりました。

午前中に予選が終わると午後にはJSB1000決勝レース1がすぐ始まります。
感染症対策でピットと観客席を行き来することはできなかったのですが、逆にずっとピットにいたからこそ見ることができたこともありました。それはピット内のモニターもチェックするけど、同時に「Grooview」というサーキットにいる方限定のサービスやYouTubeで全日本選手権を配信している「motoバトルLIVE」をそれぞれの端末でも見てるということ。定点カメラの映像と上位選手を追いかけてくれるカメラ映像、そしてチームの皆さんの雰囲気を感じながらレースを見ていました。

画像1: 遅ればせながら、開幕戦のレポートです!

Astemo Honda Dream SI Racing作本選手は6番グリッドからのスタートで6着でした。
表彰台も見に行けました。写真で見てもやっぱり濱原選手大きいなあ!

画像2: 遅ればせながら、開幕戦のレポートです!

JSB1000レース1後にAstemo伊藤真一監督にお話を聞くことができました

画像: JSB1000レース1後にAstemo伊藤真一監督にお話を聞くことができました

Q.予選の時自転車に乗ってどこか行ってましたが何をしていたんですか?
A.1.2コーナーでマシンの仕上がりを見ていた
Q.普段から1.2コーナーを見ているんですか?
A.だいたい多いです。ブレーキかけてターンインしてクリッピングまでついてフルバンクまでいって向き変えて起こしてって一連の流れを観れるのが1.2コーナーなんです。
Q.外に出していい範囲で、今日(レース1)はこうだから、レース2までにこうしたいと言うことを教えてください。
A.そんなに簡単に良くなるものじゃないけど、作本選手は癖があって、コーナーでブレーキかけてからクリッピングつくまでがこだわりがあるからそこを、そこを好みに合わせてあげたい。

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