2021年11月23日にイタリア・ミラノでプレスデーの始まった二輪車見本市である「EICMA 2021」で、ビモータがニューモデルの「KB4」を公開した。ネイキッドスタイルの「KB4 RC」も登場!

ビモータ「KB4」の特徴

画像: bimota KB4 総排気量:1043cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:810 mm (+/-8mm) 車両重量:187kg(乾燥)

bimota KB4

総排気量:1043cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810 mm (+/-8mm)
車両重量:187kg(乾燥)

この「KB4」は、2019年にビモータとカワサキの資本提携が始まり、カワサキからの供給を受けてスーパーチャージャーで加給されるH2のエンジンを使用して開発された「TESI H2」に続いて開発された。

「TESI H2」と異なり、「KB4」は「ニンジャ1000SX」などに搭載されている、最高出力142HPの自然吸気1043cc水冷直4エンジンを使用。スタンダードな「KB4」の車重は乾燥重量で187kgで、ベースエンジンを搭載する「ニンジャ1000SX」よりもかなり軽量なこともあって、豪快な動力性能が味わえる。

画像1: ビモータ「KB4」の特徴

フレームはスチール製パイプを組み合わせたビモータらしいトレリス構造で、アルミを削り出したスイングアームは、エンジン後部のアルミ製ピポットプレートにマウントされている。サスペンションは前後共にハイグレードなオーリンズ製、ブレーキはブレンボ製だ。

画像2: ビモータ「KB4」の特徴

特徴的なのはラジエターの位置で、通常のスポーツモデルのようにエンジンの前方に置くのではなく、テールカウル下面にマウントするというユニークなレイアウトが採用されている。

画像3: ビモータ「KB4」の特徴

スタイリングは、曲線的なラインで構成されたモダンクラシック的なフルカウル・スタイル。印象的な丸型のLEDヘッドライトとその周りの処理といった各部のディテールやカラーリングに、70年代のビモータを想わせるデザインが散見される。

画像: bimota KB4 RC

bimota KB4 RC

さらにフルカウル仕様のスタンダードな「KB4」に加えて、個性的な造形が目立つネイキッドバージョンである「KB4RC」もラインナップされている。

画像4: ビモータ「KB4」の特徴

「KB4」には、ステップをはじめとする、美しく機械加工された細かなアルミ製パーツや、カウルなどの軽量なカーボン製ボディパーツが各部に多用されている。

画像5: ビモータ「KB4」の特徴

さらに本革製のシートや美しい仕上げのペイントなど、職人の技も活かした贅沢な造りは、ビモータらしい工芸品的な美しさで、まさに走る芸術というべき仕上がり。見ているだけでワクワクして、乗ったらさらに楽しいという、プレミアムなスポーツモデルだろう。

画像: 【公式動画】Bimota KB4 | Official video | www.youtube.com

【公式動画】Bimota KB4 | Official video |

www.youtube.com
画像: 【公式動画】Bimota KB4 RC | Official video | www.youtube.com

【公式動画】Bimota KB4 RC | Official video |

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ビモータ「KB4」の主なスペック

全長×全幅×全高2210×765×1165mm
ホイールベース1390mm
シート高810mm (+/-8mm)
車両重量187kg (乾燥)
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量1043cc
ボア×ストローク77×56mm
圧縮比11.8
変速機形式6速リターン
キャスター角24°
トレール100.8mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/50ZR17
ブレーキ形式(前・後)φ320mmダブルディスク・φ220mmディスク

まとめ:小松信夫

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