全日本エンデューロ選手権で4度チャンピオンを獲得、日本人唯一のISDEゴールドメダリストである釘村忠選手が、初級〜中級エンデューロライダーに向けてライディングテクニックを教えてくれるシリーズをOff1.jpにて開始!

スタートしてからの動きやシフトチェンジ

画像1: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」
画像2: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」

さて、いよいよスタートフラッグが振られてからの動きを解説してもらいましょう。

画像3: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」
画像4: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」

上の写真を見比べてみてください。アクセルを開けましたが、右腕の形が僅かに変わっただけで、他は一切動いていません。ほぼ同時にブレーキとクラッチを同時にリリースします。

画像5: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」
画像6: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」

バイクが前に進みはじめました。両足が地面から離れますが、離れ方は均等です。肩の形も左右対称のまま変わりません。前傾姿勢もキープ。

画像7: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」
画像8: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.2「スタートはバランスを崩さないことを意識する」

目線は遠く、しっかり前方を睨みつけます。スピードはどんどん出ますが、加速度が緩やかになるに従って、前傾姿勢も緩くなっていきます。また、足はバイクが安定するまではステップに乗せません。なぜなら、足をあげる動作で左右のバランスが崩れてしまうからです。

足をステップにあげるタイミングは、回転数です。釘村は2速スタートを推奨していますが、回転数が上がって、レブに入る前、シフトアップする直前に、シフト操作を行いつつ、ステップに足をあげます。そうすることで、バランスを崩す原因を最小限にすることができるといいます。

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