興奮の自身初2位の騒ぎも覚めやらぬまま、AMAプロモトクロスの残り2戦が刻一刻と近づいている。今季2度目になるパラレースウェイ、そして例年なら開幕戦に位置づけられるハングタウンが、2週連続で開催。アイアンマン後の下田丈を、直撃した。
![画像: MOTO2、下田はホールショットからジェット・ローレンスとのバトルに。65時代から、世界を股にかけてライバル関係を築いてきた二人は、仲が良いことでも知られていて、スーパークロスの下田の初優勝は、真っ先にその喜びを分かち合いにかけよった。この先、この二人に何度も我々は泣かされることになりそうだ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/02/1a2396d44debc6d506ce740898ee10f74476caed_xlarge.jpg)
MOTO2、下田はホールショットからジェット・ローレンスとのバトルに。65時代から、世界を股にかけてライバル関係を築いてきた二人は、仲が良いことでも知られていて、スーパークロスの下田の初優勝は、真っ先にその喜びを分かち合いにかけよった。この先、この二人に何度も我々は泣かされることになりそうだ
「アウトドアのほうが、やりきった感がありますね」
![画像1: 「アウトドアのほうが、やりきった感がありますね」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/02/6fa79d74c0f2fb80baa26b0f6e80d8134b6c5a96_xlarge.jpg)
考えてみれば、今季のスーパークロスと同様だったのかもしれない。下田丈は、チャンピオンシーズンだと意気込むものの、なかなか波に乗れなかった。対して、ライバルのジェット・ローレンスは序盤から好スタートを決めてアイアンマンでレッドプレートを取り返している。ともかく、このシーズン終盤になって下田は調子を上げていて、既報のとおり自己最高位をアイアンマンで達成したばかり。
スーパークロスの初優勝と同じように、下田は淡々と喜びをかみしめた。いつもよりテンションが少し高く、喜びにあふれながら「普通にうれしい」と言う。「スーパークロスとちがって、長くタフなレースなので、アウトドアのほうがやりきった感がありますね」とのこと。
![画像2: 「アウトドアのほうが、やりきった感がありますね」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/02/97173497a3ca47d9ffd8d17a585dc225134e38b9_xlarge.jpg)
「7〜8番手くらいでスタートできました。いつもと2〜3人くらいの差ですが、この差がとても大きいですね。1周目で5番手くらいで帰ることができているので、トップとの差がつかずに攻めきれた結果です。ジャスティン・クーパーをパスしていますが、ちょっといつもより遅かった気がします」とMOTO1の2位を語る。