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かねてより、複数の車両でその効果を実体験してきたテクニクスのフロントサスペンションキットTRIC。内部構造そのものをすっかりスタンダードとは変えてしまい、オープンカートリッジ式にしてしまという、これ以上無い「トレール足まわり」の救世主と言える逸品だが、好評の新CRF250Lにも対応したとのことで早速試乗を試みた。誰が乗っても体感できるコシのある感触に、脱帽。

画像: テスト車両は、TGRホイールふくめて足まわりに手をいれたCRF250L。足長の<s>タイプに、片側をカートリッジ式に換装する「FUN」キットをインストール。リアショックには、サブタンクを持たない仕様のTEC3.1が装着されている。

テスト車両は、TGRホイールふくめて足まわりに手をいれたCRF250L。足長の<s>タイプに、片側をカートリッジ式に換装する「FUN」キットをインストール。リアショックには、サブタンクを持たない仕様のTEC3.1が装着されている。

Technix
TRIC FUN KIT
価格:¥66,000-(税込)
純正のSFF機構をそのままに、片側フォークのみにTRICカートリッジを組む比較的安価で高い効果を狙ったKIT。林道など一般道ツーリングをメインとするユーザー向け
■採用システム:SFF機構 ■ダンピングアジャスト:片側のみ ■推奨オイル:TRFO-05 (Technix FLUID)

TEC3.1
価格:¥64,900-(税抜)
路面への追従性を上げるスプリングプリロードアジャスターとダンピングアジャスターを装備し、個々のライディングフィールドに応じて幅広い調整を可能に
■セパレーターピストン内蔵型リザーバー ■無段階プリロードアジャスター(ねじ式) ■リバウンドダンピングアジャスター

さらに、と欲張ってしまう…整った足まわり

画像1: さらに、と欲張ってしまう…整った足まわり

試乗をお願いしたのは、Off1.jpおなじみの和泉拓。初期エクストリームバイクシーンの牽引者であり、さらにエンデューロなどで培ったスキル、自身の経営するストレンジモーターサイクルで暖めてきたマシンの審美眼は、定評がある。

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