ヤマハが新たに発表した新E-MTB「YPJ MT pro」は、一般的なMTBとはかなりかけ離れた異型のフォルムをしており、なんとYZと同様のツインチューブ形状。バイクの技術とヤマハ開発陣本気のこだわりが、詰め込まれています。今回はMTBプロライダー・JNCC-AAライダー内嶋亮がインプレッション。もうコレは見た目だけでなく性能面を踏まえても、自転車界の"YZ"と呼べるマシンですよ。

ヤマハ最小サイズ・最軽量ドライブユニット「PW-X2」

画像: ヤマハ最小サイズ・最軽量ドライブユニット「PW-X2」

ヨーロッパのE-BIKEで採用されているヤマハのフラッグシップドライブユニットPW-X2をYPJシリーズに初採用しました。重くなりがちなユニット部分ですが、中空アクスルシャフトやケースの薄肉化などにより軽量かつコンパクト化を実現しています。旧モデルより軽くなっただけではなく、前モデルと比べて、よりペダリングに素早く反応する様にチューンされています。

「ヤマハのドライブユニットは国内の他の車種に比べて、反応・レスポンスが非常に良いですね。ペダルも軽く踏み込むだけですぐアシストが反応しますし、ペダルの動きが止まればアシストもすぐ切れるのでその点も安心だとおもいます」(内嶋)

アシストモードは選べる7種類

画像: アシストオフモードも含めて7タイプ

アシストオフモードも含めて7タイプ

ライディングに合わせて変更可能な様々な各種モードを搭載。さらに、新たなアシストとしてオートマチックアシストモードが追加されました。走行状況に応じて、ECOからHIGHまでの適切なモードをモーターが自動で選択してくれる機能。

まるでAIのような新機能
「クワッドセンサーシステム」を搭載

画像: Aーペダルトルク Bースピード Cークランク回転 Dー角度

Aーペダルトルク
Bースピード
Cークランク回転
Dー角度

先程説明した、オートマチックアシストモードを支えているのがこの新システム。スピード、クランク回転、ペダリングトルク、角度の4つのセンサーから得た情報でライディングコンディションを把握。この情報をアシストパワーにフィードバックするわけです。上り・下りを理解してアシストを制御したり…最新の電子制御バイクのような動きをするのです。

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