※本記事のGSX250Rは2017年カラーです
進路変更! スズキ『GSX250R』はゆっくり走るのが得意すぎる
日の出に合わせて東京を出発し、長野県ビーナスラインへ。
そこから日本海へ出るという流れのはずが、同行カメラマンの『それじゃドラマが足りないだろ?』という温かいお言葉によって進路変更!
松本市から国道158号線を西へ3時間半ほど走ります。
![画像: 進路変更! スズキ『GSX250R』はゆっくり走るのが得意すぎる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/899253ccc403973f26645873989f05cd3f75f524_xlarge.jpg)
観光バスの後ろにつく、とろとろの時速40kmフラット走行。
空いている時の時速60kmでのふんわりしたコーナリング。
こういう速度域はとにかくGSX250Rの得意分野です。
速く走りたいなら選択肢は他にもありますが、のんびり系なら250ccフルカウルスポーツはGSX250R一択だと言ってもいい。
いつの間にか飛騨高山へ到着しちゃいました。
真面目な話ですが、GSX250Rというバイクはゆっくり走行の適性がスゴいです。
ここが偉いよ、GSX250R!
余談ですが、ツーリングでよく遭遇する工事の信号待ち(5分とか!)も軽い車体なので苦になりません。
止まったり走り出したり。
こればっかりは250ccは大型バイクより快適です。
そして……
![画像: ここが偉いよ、GSX250R!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/f633c3eabb4c117488a3d876f8dfa28f10282db0_xlarge.jpg)
このシートが神レベルです。
どうみても肉厚クッションではなく、普通にスポーティなシートに見えるんですけど、全然お尻が痛くなりません。
スズキは本当にシートがいい。
ちなみにわたし(キタオカ)は、ロングツーリングが好きなので、わりとシートのクオリティにはうるさいほうです。
GSX250Rの真髄は一般道にアリ。
![画像1: GSX250Rの真髄は一般道にアリ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/3fe9e4bab904c311df030799b5839d886ec68762_xlarge.jpg)
高速道路も充分に快適でしたけど、一般道の快適さはその比では無いです。
コンパクトさと、軽さが生み出す旅の余裕がやっぱり違う。
川原に降りれる細道を見つけてクルッとUターン。
疲れている時に重いバイクだと、こういう気力が湧かないんですがGSX250Rは余裕でした。
![画像2: GSX250Rの真髄は一般道にアリ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/aead72b47016dd1abbf017a17d79ccd8bf4687ec_xlarge.jpg)
だからこそ、偶然発見した自分だけの場所を楽しむことができます。
こういう時に、ツーリングの醍醐味を感じますネ!
疲れてきた時に、バイクが励ましてくる
![画像1: 疲れてきた時に、バイクが励ましてくる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/ce8295e8c39d292c8cb6e7c065107dfcfbc8a928_xlarge.jpg)
ところで、けっこう好きなのがコレ!
イグニッションをONにすると、メーターに「GO!」の表示。
疲れてくる頃合いに、なんだか勇気づけられます。
これ考えた人のセンスに感謝したいです。
![画像2: 疲れてきた時に、バイクが励ましてくる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/5f75e54804e2e32141a4133e08c301ecf88bae2e_xlarge.jpg)
そして世界遺産の岐阜県/白川郷へ!
風光明媚な空間にココロが癒されます。
毎日の仕事に疲れたらGSX250Rでのんびり旅してリフレッシュ!
![画像3: 疲れてきた時に、バイクが励ましてくる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/92fdd78e6fbbcca969e627c3e190c6ad4fea16de_xlarge.jpg)
ニッポンの原風景です。
それにしてもGSX250Rって和の雰囲気にも合いますね。さすがニッポンのバイク。
ちなみに細い田舎道もスルスル走れて快適でした。低速でも安定感があるって、本当に旅に強いです。
(下に続きます)
日没目前! GSX250Rはどこまで行けるか?
白川郷を17時前に出発。
日の長い夏場とはいえ、そろそろ日没時間が気になります。
![画像1: 日没目前! GSX250Rはどこまで行けるか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/8d8e961a389268adb1d7dbd1d3752eab3c5dbb38_xlarge.jpg)
ここからもういっちょ高速道路へ!
今回、最大の不思議がこのタイミングでした。いちばん充実していたのがこの時なんです。
疲れてくる頃合いなんですが、逆に元気で『まだ走れる!』って感じていました。
![画像2: 日没目前! GSX250Rはどこまで行けるか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/47caf7f69387cab065191eb0a33884219dc84da3_xlarge.jpg)
そして日本海!
石川県の 走れる砂浜「なぎさドライブウェイ」です!
スピード出して飛ばすバイクじゃないので、マイペースのままでしたけど、何だかんだ石川県まで来れちゃいました(笑)
![画像3: 日没目前! GSX250Rはどこまで行けるか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/dffd6a5f73ccc7b8f05cc764df7a54833aa0d797_xlarge.jpg)
GSX250Rは「旅のもう1歩」が踏み出せる250ccバイク
最終的に、250ccのGSX250Rで500kmオーバーの走行距離です。
トータルの行程は高速道路6割、一般道4割くらいでしょうか。
蓋を開けてみれば、大型バイクにも負けない旅の距離。
けっこう一般道を走っていての500kmオーバーは、なかなか大したものだと思います。
![画像1: GSX250Rは「旅のもう1歩」が踏み出せる250ccバイク](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/b6cad5975fc1d195c1b404c924b9f637c2c41672_xlarge.jpg)
GSX250Rは、とにかく一般道が強かった印象。
スポーティなスタイルだけど、優しいハンドリングでライダーを疲れさせません。
パワーやコーナリングの鋭さなら、新しいジクサーSF250のほうがエキサイティングですが、ツーリングを楽しむならGSX250Rは本当に良いバイクです。
(下に続きます)
![画像2: GSX250Rは「旅のもう1歩」が踏み出せる250ccバイク](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/b85818371213d2b28e7c8902d7c32c0c2ab48fbe_xlarge.jpg)
でも最大の驚きは、休憩して、再び走り出す時にGSX250Rは気持ちが折れないバイクだっていうことでした。
ボクはツーリングが好きだから言いますけど、これって優秀な旅バイクの必須条件なんです。
![画像3: GSX250Rは「旅のもう1歩」が踏み出せる250ccバイク](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/0d8cc21fac9ccd58933faf3ddbac56a802ca7e10_xlarge.jpg)
思いっきり走って、充実感でいっぱい!
これぞ旅の醍醐味。
GSX250Rは大型バイクにも負けないほど、手ごたえのあるツーリングにも挑めるバイクだと身をもって知りました。
![画像4: GSX250Rは「旅のもう1歩」が踏み出せる250ccバイク](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/567e9abc75c0c99c33a57203cccf8669bd5bf075_xlarge.jpg)
走りの安定感と快適さに、軽さと足着きによる安心感を加えて、総合力で走り切った500kmのツーリングだったと思います。
250ccのフルカウルスポーツは人気ですけど、基本的にはスポーティさを競うような雰囲気が最近は強めのような気がします。
そんな中で今や『GSX250R』は、他にはない個性でしょう。
250ccが欲しくて、フルカウルのスタイルが好きで、速さよりもツーリングメインで楽しみたい!
そういうライダーにはスズキのGSX250R、けっこうおすすめバイクです!