2019年11月に行われた東洋の公道レース、マカオGPはクラッシュによる赤旗で、わずか1周の結果によって勝敗が決まることになりました。こちらのオンボード映像は、(おそらく)最も短いレースとなったマカオGPの顛末を知ることのできる内容と言えるでしょう。
(※webサイト ロレンス 2019年12月10日の記事より)
(※webサイト ロレンス 2019年12月10日の記事より)
選手のみなさん、お疲れ様でした・・・
こちらの動画は、オーストリア国籍のリアルロードレーシングライダー、ホースト・セイガーが撮影したものです。2013年にマン島TTデビューした彼は、アングロ-サクソンのライダーが多いリアルロードレーシング界では珍しい欧州人の有力選手であり、自身のYouTubeチャンネルで多くのオンボード映像を紹介してくれています。
最初の赤旗中断で仕切り直しとなった8周のレースですが、再開されたレースでも6台のマシンが関与する大クラッシュが発生!! わずか1周の結果で勝者が決まったことは既報のとおりです。
こちらの動画は、赤旗後に再開したレースのスタートから、2度目の赤旗、そしてピットに戻るまでの一部始終をオンボードカメラでとらえたものです。せっかく欧州からはるばるマカオまで遠征したのに、この結果はセイガーら多くの選手にとってはガッカリなものでしょうね(それがレースと、納得はしているでしょうが)。
動画のサブタイトルは、「人生で一番短いレース!」とありますが、マカオGPの歴史のなかでも今年のレースは一番短いものだったのではないでしょうか? ぜひコース両脇が壁 or ガードレールという、マカオGPのコースのスゴさを堪能してください。多くの人が視聴してくれることが、セイガーにとってはせめての慰めになると思いますので・・・。
まとめ:ロレンス編集部 宮﨑健太郎