今年で5回目となるスズキのVストロームミーティング。例年大勢のVストロームオーナーで賑わうイベントだが、今年の目玉はなんといっても先日ミラノショーでお披露目されたばかりのV-STROM1050 / XT。ジャパンプレミアム公開と合わせて、開発陣に話を伺うことができた。
日本初公開!V-STROM1050 / XT
![画像: V-STROM1050 XT](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/13/8535f067ec65b9418293f785e472ff664dac7b8b_xlarge.jpg)
V-STROM1050 XT
まず一番に気になるのは、やはり「DR-BIG」を思わせるデザイン。担当したのは二輪企画部デザイングループの宮田さん。なんとDR-BIGをはじめファクトリーマシンのDR-Z、DR250、350、650、最近ではRM-Zシリーズもデザインした、いわばスズキのオフロードモデルの顔ともいう人。アドベンチャーバイクの象徴ともいえる「クチバシ」デザインは、1980年代に宮田さんが「オフロードバイクならではのエアロフォルムがあってもいい」と考案したものだ。
![画像: 宮田さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/13/2830189dd276fdcab28a289294516e6a09f592a1_xlarge.jpg)
宮田さん
曰く、「本人がデザインしてるんだからDRに見えないわけがないじゃないか」。デザインするにあたって「前傾するスラントノーズラインとタンクとカウリングのライン。斜めに走っているそのラインをキープしたまま、さらに進化してアグレッシブで力強いものにしました」とのこと。