バイクに乗る時もメガネを着用している人は多いだろう。
しかしヘルメットの内装と干渉して掛け心地が悪かったり、夜間になると見づらさを感じる…など、不具合を感じる場面も多々あるのではないだろうか。
そんなお悩みを解消してくれるのが、ひとりひとりのライディングスタイルに合わせて製作する“バイク専用メガネ”だ。
自身もメガネライダーであるテスター・太田が、実際にオリジナルメガネを製作!
専用モデルならではの実用性、快適性を徹底テストしてきたぞ!
バイク漫画『バリバリ伝説』とGlassArcusのコラボレーションによるスペシャルモデル。
主人公・巨摩郡のバイクのカウル、フレーム、エアダクトなどをテンプル(耳掛け部分)に表現し、ゼッケン“56”を埋め込むなど、同作の大ファンである辻村店長が作品の世界観をメガネデザインに落とし込んだ。
材質は軽量なチタンを使い、ヘルメット着用時の装着感にも気を配った設計となっている。
バリ伝イラストのメガネ拭き、専用ケースが付属する。
GLASS ARCUS
埼玉県熊谷市宮町2丁目143
TEL:048-520-3350
営業時間:10時〜19時
定休日:水曜日
駐車場:10台あり(二輪OK)
眼科が母体になっており、メガネ製作にまつわる充実した設備と高い技術力を持つ。
じっくり時間をかけて検眼&調整するバイク専用メガネの製作は、基本的に予約制となっている。
ライディングに適した機能を持つフレーム!
ライダーにとってメガネは厄介な代物だ。
僕は高校生時代からコンタクトレンズを使っていたが、40歳代から老眼が出てメーター類が見づらくなり、遠近両用メガネに換えた。
だが付け外しの手間、視界の歪み、振動によるブレなどがどうにも気になる。
以来、アスリート用を謳う高級メガネを含めてフレーム形状や素材が異なるメガネを20本ほど作ったが、全てに満足のいくものはできなかった。
だからグラスアーカスの『バイクメガネ』が好評だと聞いても、ブレにくい軽量なフレームとレンズを前傾姿勢に合わせてやや高めにセットし、着脱しやすいテンプルを組み合わせた仕様を想像していたが、まるで違った。
まず検眼行程で驚いた。
通常のメガネが30分程度で作れるイージーオーダー品とすれば、このバイクメガネは検眼からフィッティングまで短くても2時間はかかるフルオーダー品。
最新検眼機器やカメラを使ったアプリに加え、自身もメガネライダーである店長の辻村さんの豊富なノウハウも活かされ、どんな疑問にも明確に理由と対策を答えてくれる。