ホンダのゴールドウイングやBMWの大型ツアラーにはシートヒーターが装備されている。どちらも冬の高速道路で使ってみたが、尻からじんわり暖まる感覚は例えようのない快適さ。そこでリプレイスの汎用シートヒーター『サイバーホットシート』を試してみた。
![画像1: お尻も上半身も電熱パワーで温める!【ALLMIGHTY サイバーホットシート/サイバーウォーマー】](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/01/08/0107d0b02d605598b309c664656908807b737ddb_xlarge.jpg)
簡単に言えば「電熱線を内蔵した座布団」といった構造で、取り付けはシートに被せて面ファスナー付きのベルトで固定し、付属のバッテリーハーネスを車体側の12V電源に接続するだけ。バッテリー端子に直接接続するなら10分程度で装着できる。また、オプション設定のモバイルバッテリーを使えば車体から外して持ち運ぶことも可能だ。
車体側12V電源で試したが、外気温5℃の環境でもスイッチオンから2〜3分で尻が暖まり始め、5分程度でホットシート上面が均等に暖かくなる。最初は「この温度だと物足りないかな?」と思ったが、座っている限りは走行風で冷えることがないので加温性能不足は感じなかった。寒い時期のツーリングに適したアイテムだ。
同時に上半身用電熱インナーウエアの「サイバーウォーマー」も試したが、両胸と背中に配置されたカーボンヒーターが素早く暖まって上半身全体がポカポカしてくる。最強にすると約60℃まで上がるとのことだから、低温火傷防止のために長袖Tシャツを下に着て、上にジャケットという3枚で真冬でもOK。5200mAhの標準バッテリーで約4時間、7200mAhの大容量バッテリーで約6時間の連続使用が可能なので、通勤通学レベルなら電池切れの心配もない。この2アイテム用のモバイルバッテリーは共通なので、用途に応じて使い分けられることも特徴だ。
![画像2: お尻も上半身も電熱パワーで温める!【ALLMIGHTY サイバーホットシート/サイバーウォーマー】](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/01/08/d13a7ee15e04df56aebd03966c30d0d2ffe6a5f0_xlarge.jpg)
ALLMIGHTY オールマイティ
サイバーホットシート
●価格
1万6200円(ベーシックセット)
2万2680円(バッテリー込セット)
サイバーウォーマー
●価格
3万2184円(XS〜XXL)
[ 問 ] アルカディアインタートレード