この週末は、九州大分はオートポリスで全日本ロードレース第7戦が行われています。九州モーターサイクルフェスタと題しての2daysレースで、ST600クラスとJSB1000クラスは、土曜と日曜にそれぞれ決勝レースが行われる2レース制。シリーズも終盤戦、そろそろチャンピオン争いのポイントも考え始めたり、始めなかったり……。
しかし、ここはオートポリス。もともと天候に左右されるサーキットではありますが、今日も朝から雨、霧に悩まされることになってしまいました。思い起こせばこれまでも、決勝レースが中止になったり、霧のスーパーポールがあったり、今年春のオートポリス2&4でも、雨と霧に翻弄されて、ギリギリになって天候が回復して2&4のうち、「2」のJSB1000クラスは開催されたものの、「4」のスーパーフォーミュラは中止になってしまったのでした。
そして今週末……やっぱり天候は荒れてしまいました。金曜の事前テストから、霧→大雨→青空というコンディションとなり、きょう土曜日も朝から霧の立ち込める雨降り。朝いちばんにスケジューリングされていたJ-GP3の公式予選は、いったんスタートしたもののすぐに視界不良で赤旗→走行中止、続くJSB1000クラスも、いったんスタート→転倒者が出て赤旗中断→再スタートもすぐに視界不良で赤旗中断→霧が何とか晴れて走れそうですよ皆さん→でも大雨、というコンディションで、ついには午前中の全走行はキャンセル……。
お昼休みには、各チーム代表者が集められてのミーティングが開かれ、今後のタイムスケジュールのことを話し合っていました。今回のメイン写真は、その模様です。
お昼のピットウォークではなんとか雨も上がり、霧も晴れたので、午後一発目のST600クラス予選は決行! 続くJSB1000の走行直前で、また激しい雨が降り出し→霧発生→20分待ったけど回復しなくて雷までなり始めちゃって走行中止、となってしまいました。時間をおいて行なわれる予定だったJ-GP3クラスも雨のまま走行中止、ようやく16時スタートのJ-GP2クラスは霧が晴れて、ヘビーウェットコンディションのまま走行決行!
そんな一日、まさに天気に翻弄されたホンロウトイトイ、いや失礼、天候に左右されまくった一日となってしまいました。結局、ST600とJSB1000、2クラスとも土曜の決勝レースはキャンセルとなってしまったのです。
これでスケジュールは大きく変更され、公式予選を行なえなかったJSB1000/J-GP3クラスは、日曜朝のウォームアップ走行を公式予選に充て、その走行さえできないようなら、金曜の合同走行のタイム順にグリッドを決めよう、ということになりました。
泣く子とお天気には勝てませんやね。明日こそ天候が回復することを願うばかりです。なんたって、カワサキニューモデルのお披露目に、ジョナサン・レイがデモンストレーションランしてくれるっていうからね!
<もはや慣れっこ 中村浩史>