男鹿半島より秋田市を臨んでおります。
上越より海岸線をなぞって北上すると、そこは秋田。程良いワインディングが続く海岸線から直線の田園風景等々、豊富な表情をみせるので走行すること自体延々楽しめる区間ですね。気温も25度前後で、しかも快晴ときたもんだ。ボーナスタイムといっても過言ではな〜い!
秋田ポートタワー!
福岡と秋田のポートタワーを制覇した気分で、ちょっと嬉しい。夜は秋田の怪友人と宴でしたが、午後10時過ぎあの地震が……。警報と同時に揺れ出したので対応できず仕舞いでした。
尻座り研究所の所長である私から、一言二言三言……。
ちなみに、編集部のタッキーが尻座り研究所の所員を名乗っていたことについて、渋谷のアノ交差点で歓喜を表現したくなったのは気のせいでしょうか?
そんな衝動を堪えられる大人の私は、Vストローム250のシートについては動揺を隠し切れません。というのも、Vストロームミーティングで隣に駐車した兄貴分である1000(オーナーさんは一騎週観の読者さんでした〜、優太感激!)のシートをルックすると、それはそれは前部の絞り込みはあるものの、後端に掛けては幅広くおケツを包み込む形状となり、リッチゾーンといえる仕上がりをみせておりました。そこは、そこだけは、兄貴分との絶対的な違いに感じてしまいました。250は、スリムな車体が故に横幅が制限されつつ、後端の最も横幅があるエリアではタンデムシートとの段差による傾斜があり、どっしりホールド感が得られませんでした。
シートのクッション性は肉厚仕様なので、張りを持ちつつジューシーなストロークもあるので、おケツサイズさえフィットすれば好機! な、はずです。好機ついでに、表皮の極小エンボスがイイ仕事をしてくれます! グリッピー過ぎず、ある程度ブレイクさせる、ケツっぺタの皮に優しい仕様となっております。デリケートですから、ね。
新潟県上越市〜秋田県男鹿半島〜秋田県秋田市へ 6日目 509.8km (下道オンリー)
SUZUKI
V-Strom250
街中からワインディングロード、高速道路まで、さまざまな道で長距離ツーリングを快適に楽しめるアドベンチャーツアラーとして定評のあるVストローム1000、Vストローム650。このシリーズのラインナップをさらに拡充する250 ccアドベンチャーツアラーとして7月にデビューしたのがVストローム250だ。「マッシブ&スマート」をコンセプトにした、シリーズ共通の鳥のくちばしを連想させるフロントカウルなど、共通したイメージを取りれたスポーティで機能的なスタイルを、スムーズな吹け上がりと走行フィールで人気を博しているGSR 250シリーズのハーフカウルモデル「S」をベースにした、安定感に優れたフレームとスムーズなエンジンにミックス。大型アルミ製リアキャリアや快適なライディングのための高い防風効果を備えるスクリーン、メンテナンスに便利なセンタースタンドなどアドベンチャーツアラーに求められるさまざまな実用装備も備えている。
Color Variation:
ダイヤモンドレッドメタリック、パールネブラーブラック、パールネブラーブラック×ソリッドダズリンクールイエロー
●全長×全幅×全高:2150×880×1295㎜
●ホイールベース:1425㎜
●シート高:800㎜
●車両重量:188㎏
●エンジン形式 :水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒
●総排気量 :248㏄
●ボア×ストローク :53.5×55.2㎜
●圧縮比 :11.5:1
●最高出力 :24PS/8000rpm
●最大トルク :2.2㎏-m/6500rpm
●燃料供給方式 :フューエルインジェクション
●燃料タンク容量 :17L
●キャスター角/トレール :25°10′/100㎜
●変速機形式 :6速リターン
●ブレーキ形式 前・後 :ディスク・ディスク
●タイヤサイズ 前・後 :110/80-17・140/70-17
●価格=57万240円