走行写真を撮りに箱根へ。私、箱根へ訪れたのは5〜6年ぶりかも知れません。宮崎K一郎先生に先導してもらい健やかに走れました、引っ張って頂きありがとうごぜぇますだ。自然の中駆け抜けると心が浄化される様で、ある意味「聖地なのだな」と妙に納得してみたりして。シーズンインなのにも関わらず、平日昼間は意外と空いておりました、とさ。
左右に張り出したタンク後上面(ニーグリップ部分は絞れてます)は、スタンディングポジションをとると太腿を押し付けることでき体重を預けられるのです。重宝します。
スタイリッシュな左右2本出し(排気孔は4つ)サイレンサー。ステップに爪先立ちになると、特にエンジニアブーツでは踵が干渉(のって)しまいます……
最後に燃費についてです。
モードの切り替えはさほど影響がないように思います。また、道中の雨の降られ具合もまちまちで、最初から最後まで降られることもあれば、全く降られない日もありました。そこで、燃費が伸びるであろう速度が出せないビビリミッター効きまくりの高速道路で21,54Km/L(280Km程走行)で、調子良くエンジンを回し続ける高速道路移動では18.11Km/L(994.9Kmドライ走行)といった具合。
さほど変化は見られなかったので、下道で味わい深くジェントリーに流したらど〜なったかというと、20.54Km/L(568Km下道オンリー)といった結果で、とびきりの変化がもたらされることはありませんでした。モードの設定で燃費が明らかに良くなったりすれば、流石の新顔として自慢できるというものでしたが、IMUを始めとするコントロールメカを搭載してもいない先代モデルも、実は同じ様な燃費の結果だったのです。
次回は、もう少し速度レンジを落として再度アタックしたいと思います……、つか次回もあるのか?
最終日の行程:ひさびさの箱根に癒される最終日:328.6Km(下道と高速半々走行)
全走行距離:3,453Km
給油TOTAL:183.29L
燃費:18.83Km/L
KAWASAKI
Ninja1000ABS
2011年にデビューしたニンジャ1000は、Z 1000と基本的に共通のフレームとエンジンをベースにフルカウルを装着、優れたスポーツ性とツアラー適性を兼ね備えた、オールラウンドな大排気量スポーツとしてあっという間に人気モデルとなった。その基本メカニズムとコンセプトを受け継ぎながら熟成を続けてきたが、待望の国内仕様がついに登場した2017年モデルでは、IMU・慣性計測装置を核としたエンジン&シャーシマネジメントパッケージであるKCMFを装備して、最新のトラクションコントロールやABSを統合制御して、快適で安全なライディングをサポートすることが可能となった。さらによりシャープな雰囲気にリファインされたスタイリング、ETC車載器の標準装備、ECUのセッティングなどを見直し5 PSパワーアップしたエンジン、ギアポジションインジケータの追加など、さまざまな部分でより魅力的に進化したモデルだ。9月1日からはカラーを変更した2018年モデルの発売も開始される。
2018 NewColor Variation
メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー
メタリックマットフュージョンシルバー×メタリックフラットスパークブラック
●全長×全幅×全高:2100×790×1185㎜[ハイポジション:1235㎜]
●ホイールベース:1440㎜
●シート高:815㎜
●車両重量:235㎏
●エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
●総排気量:1043㏄
●ボア×ストローク:77.0×56.0㎜
●圧縮比:11.8:1
●最高出力:141PS/10000rpm
●最大トルク:11.3kg-m/7300rpm
●燃料供給方式:フューエルインジェクション
●燃料タンク容量:19L
●キャスター角/トレール:24.5°/102㎜
●変速機形式 :6速リターン
●ブレーキ形式 前・後:ダブルディスク・ディスク
●タイヤサイズ 前・後:20/70ZR17・190/50ZR17
価格=127万4400円