困ったことに、頭の中はいまだに鈴鹿8耐ロスに陥っていて、息つく間もなくMotoGPの2連戦だと思っていたら、この週末はアジア選手権ロードレース第4戦、インドネシア・セントゥールサーキット大会が行なわれます。第3戦、日本・鈴鹿大会が6月4日でしたから、約2ヵ月インターバルがあったことになりますね。これは長いw チームはなかなか集中できないで大変ですね。
ここまでのおさらいをしておきましょう。
アジア選手権ロードレースは、アンダーボーン150/アジアプロダクション(=AP250)/SS600/スズキアジアンチャレンジの4カテゴリーが行なわれていますが、このうちUB150は日本人ライダーの出場はなし。3つのカテゴリーで日本人ライダーが参戦しています。
トップカテゴリーのSS600は、現在アズラン・シャア・カザルザマン(カワサキ)が3戦6レース中2勝を挙げてランキグをリード。ランキング2番手に伊藤勇樹(ヤマハ)が19ポイント差でつけ、開幕戦レース2で優勝を上げた羽田太河(ホンダ)はランキング4位につけています。
■SS600ランキング(Rd04まで)
1:アズラン・シャア・カザルザマン カワサキ 102P
2:伊藤勇樹 ヤマハ 83P
3:ザクワン・ザイディ ホンダ 80P
4:羽田太河 ホンダ 78P
5:アーマッド・ユディストラ カワサキ 54P
6:アンソニー・ウエスト ヤマハ 50P

鈴鹿大会ではトップを走る場面もあった76伊藤勇樹 初優勝なるか!
アジア選手権版のJP250といえるAP250(スタートはAPの方が早いです)は、ここまで3戦6レースをほぼ全勝(第2戦レース2でマシントラブルで出場できず)しているゲイリー・サリム(ホンダ)がランキングトップを独走。サリムを20P差で追うのは、AP250初代チャンピオン、日本の山本剛大(ホンダ)。第3戦の鈴鹿大会を見ても、このふたりが抜きん出ていますね。このクラスは、とにかくNew CBR250RRが強くて、ランキング6位のうち5人をCBRユーザーが占めています。
■AP250ランキング(Rd04まで)
1:ゲイリー・サリム ホンダ 125P
2:山本剛大 ホンダ 105P
3:アヌパブ・サムーン ヤマハ 92P
4:ダニカ・アーレンス ホンダ 74P
5:小山知良 ホンダ 73P
6:アウィン・サジャヤ ホンダ 59P

サリムの速さに手を焼く11山本ですが、ホンダに乗り換えて初年度のチャンピオンを狙っています
スズキアジアンチャレンジは、スズキGSX-R150を使用した、若手育成のワンメイクレース。このクラスには、日本から藤田哲哉がフル参戦しています。藤田は3戦6レースで1勝を挙げランキング4位と、ランキングトップのパンチャナ・クロチャラライに17pリードを許していますが、アジア選手権のカテゴリーにうち、いちばん「なにが起こるかわかんない」クラスですから、最後までしっかり全力を出して走り切れば、結果がついてくる、とそんな走りを期待したいですね^^

アジアンチャレンジを走っているR150のカッコいいこと!
それでは、決勝の模様は月曜朝にもお届けします!
ちなみにアジア選手権ロードレース公式youtubeはコチラです。
https://www.youtube.com/user/AsiaRoadRacing