ダンロップ以外のタイヤだって点検します
住友ゴムグループのダンロップモーターサイクルコーポレーションが、2012年から毎年8月19日の「バイクの日」前後に一般ライダー向けに開催している二輪車用タイヤの「DUNLOP全国タイヤ安全点検」。昨年までに合計2275台のオートバイのタイヤを点検してきたこのイベント、今年は8月5日の9時〜15時に、東北・関東・中部・関西・中国の全国各地5ヶ所(九州の大分県「道の駅ゆふいん」は台風接近のため中止)で開催された。
その会場の1つである、神奈川県湯河原町の箱根ターンパイクの大観山駐車場では、ダンロップモーターサイクルコーポレーションの下方康司社長や、住友ゴム工業タイヤ国内リプレイス本部の橋口高志特命担当部長も現地に来場し、ダンロップがライダーに向けて行っている、安全に関する取り組みについてスピーチ。さらに点検を受けているライダーから直接声を聞く姿も見られた。
この日の大観山は曇っていたものの雨はふらなかったため、ツーリング途中の休憩に訪れた多くのライダーが、点検スタッフによるタイヤのチェックを受けていた。点検は、ダンロップユーザーはもちろん、それ以外のメーカーのタイヤのユーザーも含め、乗ってきたオートバイのタイヤをチェックするというもの。専用のゲージでタイヤの残溝を測定すると同時に、表面のキズや摩耗の度合いなどを確認するという内容だ。
点検後には、タイヤの状態が記入された、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について解説したチェックカードをライダーに渡すと同時に、日常的なタイヤ点検の重要性を1人1人のライダーに説明していた。