「牛歩」
第3輪:SUZUKI GSX1100E
あのカタナの親?兄弟?。華々しく真紅のカーペットを歩み続けたイレブンカタナ。方や、なぜ私は「ベコ」なの?
SUZUKI GSX1100E 1980年
大型GSXとして最初に登場したのがこのGSX1100Eだった(北米仕様はGS1100E)。エンジンも全く異なるオールブランニューの最初のモデル。当時の資料によると、GSXは「あえて野心作、問題作と呼ぶ」「技術屋魂と職人気質の結晶」とされた。開発に3年を費やした4バルブエンジンは、オートテンショナーや大型エアクリーナー、新設計マフラー等により、GS1000Eから18馬力もアップしたにもかかわらず、騒音は低減。リアショックは20通りもの設定変更が可能で、ハンドルスイッチは機能を一体化させ操作性を向上。メーターやテールランプは見やすさ、対視認性を向上させたもので、ボディは「高性能バイクに相応しい直線と曲面で構成されたストリームフロー(流れるようなスタイリング)」…とされた。
●空冷4 ストDOHC4 バルブ並列4 気筒● 1075cc● 100PS/8700rpm ● 8.7kg-m/ 6 500rpm ●266kg ● 3.50-19・4.50-18 ●輸出車
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