RIDE集会in幸田の開催地、幸田サーキットへ。朝も早くらRIDE者とたわむれ、グダグダ、ニヤニヤしながら、午後の15時ぐらいまで過ごしておりました。

その後、集会は好天に恵まれたものの、解散後にとんでもない嵐に見舞われた東海地方でありました。皆さんの無事を祈りつつ、自分の生命維持に必死なライディングを課せられること……。高速道路を使用し一路和歌山県の熊野市へ。

画像: 熊野市に入ると、鯉のぼりの多さが目に付きます。

熊野市に入ると、鯉のぼりの多さが目に付きます。

画像: 熊野市の熊野市駅です。熊野駅ではなく熊野市駅ね。

熊野市の熊野市駅です。熊野駅ではなく熊野市駅ね。

愛知県の幸田からバイパスを経由して高速道路に乗り、三重県は熊野市へ。翌日に控えたスタンショーの打合せの予定です。

本日はシートについて語らせて頂きたいと存じます。『尻座り研究所』の所長を務める私ですが、SVのシートには頭を悩ませました。Wシート形状ながら、全体的に硬質な部類に入るハード設定で、「役割を明確にする為」の凝ったシート形状やカッティングだということが認識できます。役割というのは、大まかに「足着き時」「過減速を繰り返す走行時」「高速&一定速度走行時」といった具合。それぞれの役割を、柔らかさで共存介在させるようなごまかしは一切なく、割り切った担当部位で構成されているのです。

強調しますが、善し悪しではないのですよ。だって、足着き性に至っては、オフ車かと思わせるくらいシート前部が絞り込まれ、スムーズに足出しを可能にするハの字カット断面など拘り抜き、785cmのシート高ながら大変良好と存じます。が、しかし。お尻がコラないように乗る為の技術に長けた私が(なんせ所長ですから)、あっという間に鈍痛に襲われるのでありました。特に過減速を繰り返す街乗り時に。ニーグリップを頑にすれば良いモノでもありませんし、一点ジューシーに体重を預けるトコロですからね、最適ポジションが見出せないとヤキモキしてしまいます。

では、高速道路走行時はというと、ドーンとシート後端の幅が広い部分に尻を預ければヨロシ。じゃ〜、街乗り時もその後端部に尻を預ければ? と、思うでしょうが具合がよろしくない。実は、その部位は前傾斜がキツいのです。前傾斜がキツいと街乗りでの速度域では、前のめりな乗車姿勢になりやすく尻に体重がノりづらくなってしまう。せっかく胸を張った堂々とした乗車スタイルだのに、ジューシーに体重をノせられればな〜、と目一杯意識して乗ってみました。その結果、あまり使いたくないフレーズですが……、ほど良きポイントを見出し3日で慣れました(ブーイング受け付けます)。

画像: 尻座り研究所・所長の座を辞さなければならない凡フレーズ使用でありましたが、所員が他にいないので続投したいと思います。

尻座り研究所・所長の座を辞さなければならない凡フレーズ使用でありましたが、所員が他にいないので続投したいと思います。

3日目の行程:愛知県幸田町→三重県熊野市:270Km走行(バイパスありのほぼ高速道路)

画像: 3日目の行程:愛知県幸田町→三重県熊野市:270Km走行(バイパスありのほぼ高速道路)

主要諸元 SV 650 ABS
●全長×全幅×全高: 2140×760×1090 ㎜ 
●ホイールベース :1450 ㎜ 
●シート高 :785 ㎜ 
●車両重量 :196 kg 
●エンジン形式: 水冷4ストDOHC 4バルブV型2気筒 
●総排気量 :645 cc 
●ボア×ストローク: 81×62 . 6 ㎜
●圧縮比 :11 . 2 
●最高出力 :76 . 1 PS/ 8500 rpm 
●最大トルク :6 . 5 kg-m/ 8100 rpm
●燃料供給方式 :FI 
●燃料タンク容量 :13ℓ 
●キャスター角/トレール 25 度/ 106 ㎜
●変速機形式 :6 速リターン ●ブレーキ形式 前・後: φ240㎜ダブルディスク・φ200㎜ディスク
●タイヤサイズ 前・後 :120 / 70 ZR 17・160 / 60 ZR 17
●カラーバリエーション:パールグレッシャーホワイト、パールミラレッド、マットブラックメタリックNo. 2
●価格:73万8,720円

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