日本だけでもグループ総計1万3000台以上が販売
CBR250RRの発売直後の脅威の受注状況はお知らせしましたが、今度はヤマハから、MT-09/MT-09トレーサー/XSR900の発売状況が発表されました。
2013年発売のMT-09は、スタンダードの09をベースに、ハーフカウル装備のトレーサー、ネオクラシックスポーツのXSR900に派生、兄弟モデルを生み出しましたが、これはPF(=プラットフォーム)戦略と呼ばれる手法で、共通エンジンと同様フレームを使って違うモデルを生み出す、そんな手法。言うなれば、トヨタのヴィッツ/オーリス/スペイド/ポルテみたいなやつで、エンジンと車台を同じで違う車種を生み出す、そんな戦略のことです。
![画像1: 日本だけでもグループ総計1万3000台以上が販売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/28/08cbdc306a2262cb9fdabd874f5f57eaf1603984_xlarge.jpg)
![画像2: 日本だけでもグループ総計1万3000台以上が販売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/28/02224efe7265b1c67f8b48a0ed380c6336f314e5_xlarge.jpg)
![画像: PF戦略とはいえ、3モデルともまったく別車種です^^](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/28/5f9cb5894cfa7e73978e73ec4f15c9230df7afbc_xlarge.jpg)
PF戦略とはいえ、3モデルともまったく別車種です^^
![画像: 09とトレーサー、XSRの販売比率 この先はXSRが伸びそうです](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/28/b1ba73d553c38bacae18228db028860c8e0971fa_xlarge.jpg)
09とトレーサー、XSRの販売比率 この先はXSRが伸びそうです
ちなみにベースとなったMT-09は2014年4月10日に発売。14年に即ベストセラーとなって約4000台、15年に約2500台、16年は約1200台が販売されました。トレーサーは15年に登場し、約2500台、16年に約1200台、そしてXSR900は16年に発売されて約1800台。まずMT-09が出て、1年ごとに新機種が追加されていく、って感じだったんですね。
これを、仮に「09ファミリー」と呼ぶと、日本だけでもグループ総計1万3000台以上が販売されたことになります。これを世界的マーケットで見ると、なんと13万台が販売されたというわけです。日本って、もちろんモデルによっても違うでしょうけれど、約1割が販売されているんですね。内訳は、MT-09が約7万1000台、トレーサーが4万6000台、XSRが約1万5000台。スゴイスゴイ、これは文句なく、近年まれに見る大ヒットモデルになりました、というニュースでした^^