クラスを越えた完成度ライバル勢の追い上げは?
2015年東京モーターショーで「ライトウェイトスーパースポーツコンセプト」として発表され、すでにアジア仕様が発売されていたCBR250RRが、ついに日本で正式公開。これで市販250㏄スポーツの勢力図が変わり始めるかもしれない!
![画像: クラスを越えた完成度ライバル勢の追い上げは?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/fa24e38a846b7dda8cff31e9a1efdbec8703215f_xlarge.jpg)
水冷並列2気筒エンジンをスチールトラスフレームに積み、フロントに倒立フォーク、さらにスロットル・バイ・ワイヤを採用する基本構成はそのままに、デュアルLEDライトに加え、国内保安基準に合わせた別体フロントウィンカーを採用。これで日本仕様の装備が固まり、あとは正式発表を待つだけ。
同時に250㏄プロダクションレースであるJP250やAP250に出場できるレースベース車も発表。従来のCBR250R同様、各HRCサービスショップで購入できるもので、レース専用ハーネスやECU、レース用マップを装備しているようだ。
すでに、インドネシア仕様を試乗した本誌テスター陣は、クラスを越えたCBRのパフォーマンスを高評価! それも、スポーツシーンだけでなく、シティランや高速クルージングでも完成度の高さを確認できた。
さらに装備面でも、フル液晶メーターや3種類のライディングモードの採用など、250㏄スポーツの新時代到来を予感させる仕上がりだけに、ライバルの追い上げはあるのか、発売日は、価格は? 正式発表を待ちたい!
![画像: LEDデュアルヘッドライトで精悍な顔つきとなったCBR250RR。日本仕様には新たに別体ウィンカーが装備され、全灯が点灯した時の迫力はかなりのもの。新しいデザインだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/686b4f618ffc423ea49c6b1a9c4b3d5582e0a2e0_xlarge.jpg)
LEDデュアルヘッドライトで精悍な顔つきとなったCBR250RR。日本仕様には新たに別体ウィンカーが装備され、全灯が点灯した時の迫力はかなりのもの。新しいデザインだ。
![画像: マフラーは右2本出し。テールランプもLEDで、上下2分割、テールランプとストップランプが独立して点灯する。国内仕様とアジア仕様で装着タイヤ銘柄がかわるようだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/3aeab3786237f177fb03e81f180359bfd3ada887_xlarge.jpg)
マフラーは右2本出し。テールランプもLEDで、上下2分割、テールランプとストップランプが独立して点灯する。国内仕様とアジア仕様で装着タイヤ銘柄がかわるようだ。
![画像: 上下2層式のヘッドライトはLEDを使用。海外仕様では、この上層がウィンカーとなるが、国内保安基準では承認されないため、別体ウィンカーを採用した。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/1a991d0d4fe17225d52e5bb552e3f97cdac18459_xlarge.jpg)
上下2層式のヘッドライトはLEDを使用。海外仕様では、この上層がウィンカーとなるが、国内保安基準では承認されないため、別体ウィンカーを採用した。
![画像: ライバルモデルの中で唯一倒立フォークを採用。ウェーブディスクはφ310㎜で、撮影車はダンロップGPR300を履いていた。ABS標準装備とABSなしの2モデルが選択可能。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/9df29f4c797a535afd8504eec29ccdaf37d938a3_xlarge.jpg)
ライバルモデルの中で唯一倒立フォークを採用。ウェーブディスクはφ310㎜で、撮影車はダンロップGPR300を履いていた。ABS標準装備とABSなしの2モデルが選択可能。
![画像: フル液晶メーターはギアポジションインジケーターつき。トップブリッジは穴あきタイプで、アクセルにケーブルが連結していない。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/d2774a9ce4b4934dbcc04563ffa653c50362bbc1_xlarge.jpg)
フル液晶メーターはギアポジションインジケーターつき。トップブリッジは穴あきタイプで、アクセルにケーブルが連結していない。
![画像: シートは前端を絞り込み、足つき性を向上させている。座面は広めでスポーツライディング時の体重移動がしやすい形状。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/7f2e94167b5b6e00cbe39639be0861adbc26acb5_xlarge.jpg)
シートは前端を絞り込み、足つき性を向上させている。座面は広めでスポーツライディング時の体重移動がしやすい形状。
![画像: 現在250で唯一導入のスロットル・バイ・ワイヤ。アクセル開度とエンジン回転数からECUが判断し、最適なアクセル開度を制御。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/0213e4b690a28736f681193d527f4054ed93babb_xlarge.jpg)
現在250で唯一導入のスロットル・バイ・ワイヤ。アクセル開度とエンジン回転数からECUが判断し、最適なアクセル開度を制御。
![画像: マフラーは2-1-2レイアウトで、2気筒エンジンをアピールする右2本出し。サウンドは抑え目だが、低音の効いた快音を響かせる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/1f1895d7a47598d11c8dba10ad2054093e82bede_xlarge.jpg)
マフラーは2-1-2レイアウトで、2気筒エンジンをアピールする右2本出し。サウンドは抑え目だが、低音の効いた快音を響かせる。
RIDING POSITION(身長175㎝ 体重64㎏)
コンパクトにまとまったアグレシッブな前傾ポジションだが、腕と足に窮屈さはなく腰の曲がりもきつくない。地面に出した両足はカカトまでベッタリ届き、ステップやペダルも邪魔にならない位置にある。
![画像: RIDING POSITION(身長175㎝ 体重64㎏)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/56ca9e327369a5014e63327dd8829dd614496537_xlarge.jpg)
レースベース車も登場!
![画像1: レースベース車も登場!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/d4bd348a16b2fab2eed303b20b1b73fdbbf8c4bb_xlarge.jpg)
従来のCBR250Rと同様にHRCサービスショップでレースベース車が完成。販売ショップによってマフラー銘柄が決まるのだ。他にレース専用ECUや専用マップもインストールされる。❶タンデムシート部分に装着するシングルシートカバー。❷バックステップも各ショップの選択に任せられる。❸マフラーも各ショップの選択。レースベース車発表と同時に各ショップのマフラーも発表されるだろう。
![画像: ①](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/2b22c636d6257a3a983d8ce1ec25d20120613092_xlarge.jpg)
①
![画像: ②](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/78d437d083816f34144e4ea40915a8964f9c8ef3_xlarge.jpg)
②
![画像: ③](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/3dc950710b5b15ea9cf1664652f9a83ac97d3bca_xlarge.jpg)
③
![画像2: レースベース車も登場!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/04/12/5c31c40ed513e2437bbf3d3485c7407a1e20bfdb_xlarge.jpg)