レブル250の登場で、カスタムブーム再来か? モデルチェンジで日本復活!

国産クルーザー黎明期にCM250の後継モデルであるレブルが登場したのはバイクブームが真っ盛りの1985年のこと。ロー&ロングのスタイルにプルバックタイプのハンドルと、いわゆるアメリカンとしての存在感を持ったレブルは大ヒットする。その後、1999年に販売を終了したので、日本では過去のモデルという位置づけであるが、アメリカでは2016年まで販売される超ロングセラーとなっていた。

そのレブルが初のフルモデルチェンジをするタイミングで、日本市場にも復活することとなった。今回の東京&大阪モーターサイクルショーで国内初お披露目となったが、2気筒の500ccと単気筒の250ccの2タイプがラインアップする予定だ。発売は4月中旬ごろと予想されており、価格はレブル250は50~55万円、ABSモデルが55~60万円辺り。同時期に発売されると思われるレブル500に関しては80万円前後と予想される。

画像: HONDA REBEL250(レブル250)※参考出品車・市販予定車【日本国内仕様】

HONDA REBEL250(レブル250)※参考出品車・市販予定車【日本国内仕様】

画像: タイヤは前後16インチでF130/90、R150/80。スポーツスターフォーティ−エイトと同サイズという所にカスタムの匂いがする。

タイヤは前後16インチでF130/90、R150/80。スポーツスターフォーティ−エイトと同サイズという所にカスタムの匂いがする。

画像: コンパクトなデザインの燃料タンク容量は2.9ガロン=約11ℓ。フロントアップの個性的なデザインで、新しいクルーザーを印象づける。

コンパクトなデザインの燃料タンク容量は2.9ガロン=約11ℓ。フロントアップの個性的なデザインで、新しいクルーザーを印象づける。

画像: 北米仕様ではレブル300であったが日本仕様はレブル250としてラインアップ。CBR250R系のDOHC単気筒エンジンを搭載する。

北米仕様ではレブル300であったが日本仕様はレブル250としてラインアップ。CBR250R系のDOHC単気筒エンジンを搭載する。

画像: ソロシートにピリオンシートの組み合わせ。海外ではオプション設定だったタンデムシートだが、国内では標準装備となる模様。

ソロシートにピリオンシートの組み合わせ。海外ではオプション設定だったタンデムシートだが、国内では標準装備となる模様。

RIDING POSITION(身長175㎝ 体重64㎏)

クルーザーといえどもライポジはネイキッドのようにクセがなく、グリップもステップも自然な位置にある。シート高の低さは、小柄な人でも足着きに不安を感じることはないだろうと容易く想像できるほど。

画像: RIDING POSITION(身長175㎝ 体重64㎏)

BMXをモチーフにカスタム、REBEL250スタイルコンセプト!

このレブルは30代より下の「ジェネレーションY」と呼ばれる若者をターゲットにしていて、気軽に、自分好みのスタイルで自由に楽しんでいただける1台です。様々なカスタムを楽しんでいただけるよう、リアシートやタンデムステップを簡単に外せる構造とする一方で、リアフェンダーをスチール製としたり、ヘッドライトのリングをアルミキャストとするなど、質感にもこだわっていますし、エンジンはバルブタイミングを変えて低中域のトルクを増強していますが、高回転域での伸びも非常に気持ちよく仕上がっています。サイズもコンパクトですし、毎日のさまざまなシーンで気軽に乗っていただき、思い切り遊んで頂けたら嬉しいです。(本田技術研究所 二輪R&Dセンター 三倉圭太氏)

画像: 三倉圭太氏 株式会社 本田技術研究所 二輪R&Dセンター HGA-K 第1ブロック 研究員

三倉圭太氏
株式会社 本田技術研究所 二輪R&Dセンター HGA-K 第1ブロック 研究員

大阪&東京モーターサイクルショーの出展モデルを徹底分析!
オートバイ5月号発売中!

オートバイ 2017年5月号 [雑誌]

モーターマガジン社 (2017-04-01)

This article is a sponsored article by
''.