ホンダがスポーツカフェカスタムサンプルを提案!
「最新空冷」CB1100をベースに、この春発表されたばかりのCB1100RSはスポーティバージョンだが、さらにRSをベースにカフェレーサールックとしたのが、このショー出展モデルだ。

HONDA CB1100RS カスタマイズコンセプト(参考出品車・コンセプトモデル)
これは、CB750をベースとしたRCB1000レプリカや、CB1100をCB750ルックとしたカスタムでおなじみのホワイトハウスが手掛けたもので、ビキニカウルやシングルシートというカフェレーサー定番の装備に、各ディテールのフィニッシュが、さすがホワイトハウス!
そのひとつがカラーリングで、フューエルタンクをメッキ加工。ビキニカウルやシートカウルはフューエルタンクと同様にアルミ地のようなメッキ風ペイントを施して、新鮮な赤×メッキ風ツートーンカラーとしている。

CB1100をベースに、前後17インチホイールやハイグレードサスペンションという「走りの装備」を追加したRSだが、そこにビキニカウルや独立タイプのテールランプなど、さらにクラシックさを融合することで、ネオクラシックなカフェレーサーをアピールすることに成功しているのだ。
このモデルは、コンプリートモデルやパーツ単体での発売も可能性がありそう。さらにはショーでの人気次第では、このスタイルのバリエーションモデルが発売されるかもしれない――それがショーモデルの可能性なのだ。

ワインレッドとメッキを組み合わせたカラーのビキニカウルはホワイトハウス製。LEDヘッドライトは若干位置を上方へ変更し、ウインカーはノーマルのRSにも採用されているLEDタイプを装着。

RSオーナーへのカスタム提案、ということでカスタムパーツはすべてボルトオンで製作されており、反響次第ではキットとして市販化することも視野に入れているそうだ。

RSのテールランプはスクエアなLEDだが、テールカウルの美しいラインに合わせ、テールランプはスッキリとした小型のものに換装、リフレクターはナンバー下部へ移動。

シングルシートカウルはホワイトハウス製。ワインレッドとメッキの組み合わせカラーを採用したのは、カスタムということで非日常的な存在感を狙ったため。

大きなステッププレートは、スポーツムードを重視してモリワキ製のコンパクトなステップキットに換装。ローレット処理が施されたペグがレーシーでよく似合う。

焼け色が美しいチタンのフルエキゾーストはモリワキ製。工芸品のような機能美を誇る、CB1100RSの空冷4気筒エンジンが持つ存在感を引き立たせている。

モリワキのフルエキは左右2本出し。前後ホイールはシルバー仕上げのゲイルスピードで、スポーティさと上質さを両立。