上級モデルZX-10Rのデザインを継承し生まれ変わったオールラウンダー
扱いやすさとエキサイティングな走りを併せ持ち、普段使いからツーリングまで様々なシチュエーションで実力を発揮する人気のミドルモデル、KAWASAKI Ninja650 ABSが、2012年以来5年ぶりのフルモデルチェンジを施し、国内向けのニューモデルとして2017年5月15日より発売される。ラインアップは、精悍なブラックカラーのNinja 650 ABSと、ワールドスーパーバイク選手権シリーズで戦うNinja ZX-10Rと同イメージのカラーリングを採用したNinja 650 ABS KRT Editionの2タイプ。この2タイプの違いはカラーリングのみとなる。
新しいNinja650は、バランスの良さと、エキサイティングなフィーリングを主眼にしたモデルで、完全新設計の単体重量わずか15kgのトレリスフレームに、低中速回転域の力強さを重視した649cm3パラレルツインエンジンを搭載。スーパースポーツのような軽快なハンドリング、ダイレクトなフィーリングと力強い加速、そして扱いやすいパワー特性によって、ビギナーからベテランまで幅広いライダーが親しみやすく、気軽な日常のライディングさえも刺激的にしてくれる。さらにETC車載器を標準装備とし、より使い勝手も向上している。
デザインだけでなく、あらゆる面で進化し新しく
シャープでアグレッシブなスタイルにチェンジしたニューNinja650ABS。しかし、それ以外にも新設計、新採用の部分は数え切れないほど。もしかすると、このレベルアップはこれまで選択になかった人の心を動かすことになるかもしれない。
ETC車載器キット標準装備で利便性も向上。
スポーツライド派にもツーリングユーザーにも注目の新型Ninja650。ここで紹介するアイテム以外にも豊富なカワサキ純正アクセサリーをラインナップしており、ライダーの好みに応じてNinja 650のスポーティな印象をさらに強調するパーツや、利便性を高めてツーリングをさらに快適にするアイテムが選べる。リヤシート下にETCユニットを標準で装備し、インストゥルメントパネルにインジケーターを装備する。
2017年モデル Ninja 650 ABS / KRT Edition主要諸元
型式 2BL-ER650H
全長x全幅x全高 2,055mm×740mm×1,135mm
軸間距離 1,410mm
最低地上高 130mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 24°00′/100mm
エンジン種類/弁方式 水冷4ストローク並列2気筒/DOHC4バルブ
総排気量 649cm³
内径x行程/圧縮比 83.0mm×60.0mm/10.8:1
最高出力 50kW(68PS)/8,000rpm
最大トルク 65N・m(6.6kgf・m)/6,500rpm
始動方式 セルフスターター
点火方式 バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑方式 セミドライサンプ
エンジンオイル容量 2.3L
燃料供給方式 フューエルインジェクション
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板
ギヤ・レシオ
1速 2.437(39/16)
2速 1.714(36/21)
3速 1.333(32/24)
4速 1.111(30/27)
5速 0.965(28/29)
6速 0.851(23/27)
一次減速比 / 二次減速比 2.095(88/42)/3.066(46/15)
フレーム形式 ダイヤモンド
懸架方式 前 テレスコピック(インナーチューブ径 41mm)
後 スイングアーム(ホリゾンタルバックリンク)
ホイールトラベル 前 125mm 後 130mm
タイヤサイズ 前 120/70 ZR17M/C 58W 後 160/60 ZR17M/C 69W
ホイールサイズ 前 17M/C×MT3.50 後 17M/C×MT4.50
ブレーキ形式 前 デュアルディスク300mm(外径) 後 シングルディスク220mm(外径)
ステアリングアングル (左/右) 32°/ 32°
車両重量 193kg
燃料タンク容量 15L
乗車定員 2名
燃料消費率(km/L)※1 32.1km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2
24.0㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)※3
最小回転半径 2.8m
問い合わせ先
カワサキモータースジャパンお客様相談室
明石市川崎町1-1
フリーコール 0120-400819
月~金曜9:00~12:00、13:00~17:00(祝日、当社休日を除く)