2.1AのUSBで最新スマホにも安心給電
新しめのスマートホンやタブレットの充電には1.5A以上の出力が要求されることが多い。出力が1A以下だと充電時間が大幅に長くなるし、ナビとして使用している場合は消費電力が大きいので充電器を接続していてもバッテリーが減ってしまうことがある。数年前の充電器を使っている人は出力を確かめたほうがいいだろう。給電アクセサリーの定番となっている『電源くん』も初代モデルはUSB出力が当時の携帯電話に合わせた0・5Aだったが、最新モデルは2.1Aにパワーアップ。スマホはもちろん、タブレット端末への給電にも余裕を持たせている。

南海部品 電源くん3 DC-1203
仕様:防滴、防塵ラバーキャップ装備、過電流防止ヒューズ装備、電源コード140cm、USB=5V 2.1A、シガー=DC12V
付属品:専用ハンドルクランプ(φ22.2・φ25.4対応)、ワンタッチコネクター、貼り付け用両面テープ
『電源くん3』はDC5v:2.1AのUSBポートと12vシガーソケットを各1個備えたタイプで、最大出力は合計120W。電熱ウエアやGPS、レーダー探知機などで使用頻度が多いシガーソケット電源が手軽に利用できる。シガーソケット不要なら、2.1AのUSBポートを2個備えた『電源くん4』が便利だ。
どちらもオートバイの車体側に適当な平面があれば両面テープで貼り付け固定すればいいし、ハンドルバーに固定するクランプマウントも付属しているので取り付けには困らないはず。僕は初代の電源くんを雨が直接当たらないカウル内側に装着しているが、約3年使い続けてもトラブルは起きていない。
ただし車体側の12vをUSBの5vに変換する過程で僅かながら電力を消費するので、バッテリー端子に直接接続したままエンジンを掛けずにいると徐々にバッテリーを弱めてしまう可能性がある。メインスイッチに連動するアクセサリー端子やホーンの端子などに接続することが前提だから、自信のない人はショップで装着してもらったほうがいい。

電源くん3は12vシガーソケットと、5v・2.1AのUSBソケットという組み合わせ。シガーソケットはプラグが抜けにくいストッパーが付いているので、走行中の振動でも外れにくい。

直接雨が当たらない場所に装着することが望ましい。雨天時や使用しないときはゴム製の防塵・防滴キャップを閉めておこう。

端子はボディーアースさせるマイナス側がクワ型で、プラス側は付属のワンタッチコネクターの使用を前提にした切りっぱなし。アクセサリー端子のある車両にはギボシ端子を付けて接続するとスマート。
ココもCheck‼ 【USBポート×2ポート電源くん4】
「電源くん4」はUSBポートを2個備えている。それぞれ2.1A出力なのでスマホやタブレットに同時給電できる。付属品や、基本的な仕様は「3」と同じで、防滴、防塵ラバーキャップを装備しているので、未使用時なら雨天のツーリングでも不安はない。


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