新基準の排ガス規制をクリアしてラインアップ
昨年10月から新たに生産されるモデルには適応されている新しい基準の「バイクの排出ガス規制」。以前からラインアップしているモデルに関しては、2017年9月1日に新しい基準値が適応となるので、それまでがリミットになってしまいます。ちなみに、この新たな基準は、EUで施行される「ユーロ4」との整合性を図ったもので、昨年末の海外ショーに「ユーロ4適合」という言葉が飛び交っていたのは、その新基準をクリアしているということです。
そういう経緯があって、ホンダのバイクラインナップ(http://www.honda.co.jp/motor-lineup/)には生産終了や受注終了のモデルが多くなっているんですが、その中のひとつであるVFR800Xが装備を充実させて早くも新登場です。
可変タイプの「アジャスタブルウインドスクリーン」を採用。
冒険心をかき立てる、タフで洗練されたクロスオーバーデザインと存在感のある軽快なプロポーションのVFR800X。まさに旅の相棒的なスタイルのこのモデルに、今回のモデルでより快適な走行を約束してくれるアジャスタブルウインドスクリーンを採用しています。手動操作で5段階の調整が可能なタイプで、長距離走るとこういう装備が疲労軽減にどれだけ役に立つかが分かります。ありがたいありがたい。
そして、今回、新基準に適合するということで、マフラーが変更されてます。従来モデルと比べてコンパクトになって、中身は従来の3室構造から2室構造に変更。形状も丸形から異形テーパータイプになったので見た目からして分かりやすい変更点ですね。出力向上と共に排気音も歯切れの良い重厚なV4サウンドを実現しているそうですよ!
基本的なデザイン等の変更点はありませんが、フロントブレーキディスクハブ、フロントアクスルホルダーにブラックを採用することで、従来モデルよりも精悍なイメージに。カラーバリエーションは継続色の爽やかなパールグレアホワイトに加え、新たにキャンディープロミネンスレッドとバリスティックブラックメタリックを追加してます。
さらに、VFR800F同様、左カウル部にはアクセサリーソケット(定格36W【12V3A】まで)を標準装備。純正オプションのアクセサリーソケットは継続設定なので、シート下に増設も可能です。前・後ホイールには、整備性に優れたL字エアバルブも採用されています。ETC車載器やグリップヒーターは、従来モデルからすでに標準装備だったので、納車時から即便利。ツーリングに行きたくなる充実装備です。
新しいVFR800Xは1月16日(月)から発売開始です!
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