トライアンフの人気モデルがさらにパワーアップ!
トライアンフの人気モデル・ストリートトリプルの新型が
本国・イギリスで昨日発表されました。
新型はなんと765ccにスケールアップされた新エンジンを採用、
電子制御デバイスも惜しみなく投入されています。
まずは気になるその概要を見ていきましょう!
新型は3グレードを用意、スタンダードモデルは「S」
新型ストリートトリプルは全部で3モデルをラインアップ、
そのベースグレードとなるのが、ストリートモデルの「S」。
765ccエンジンは113PSを発揮、ABSやトラクションコントロール、
ロード、レイン、2種類のライディングモードが標準となります。
車体もリニューアルされ、スイングアームは新作のガルアームタイプとなっています。
スポーツ性能を高めた充実グレード「R」
シリーズの中で最も「売れ線」となりそうなのが、
スポーツグレードの「R」。パワーが118PSにアップされ、
ショーワ製のフロントフォークがフルアジャスタブルとなるほか、
ブレーキはブレンボのラジアルマウントタイプを採用。
リアサスもフルアジャスタブルとなり、ライディングモードは
スポーツ、ロード、レイン、ライダーの4種類に拡大。
メーターは新作の5インチカラーTFTモニターが採用されています。
トップグレードはオーリンズ付きの「RS」
そして、シリーズのトップグレードとなるのが「RS」。
パワーはさらに引き上げられて123PSを発揮、
ブレーキキャリパーは同じブレンボでもレーシングタイプの
モノブロックキャリパー「M50」を採用。
フロントフォークはショーワ製のBPFとなり、
リアサスにはオーリンズをおごっています。
ライディングモードはサーキット向けの「トラック」を加えた
全5モードとなり、クイックシフターやアンダーカウル、
シングルシート風カバーも標準装備しています。
日本上陸時期などは、現段階ではまだ未定ですが、
パフォーマンスを大きく充実させての登場だけに、
デビューが待ち遠しい1台ですね!
詳細は「月刊オートバイ」3月号にて
じっくりご紹介しますので、そちらもお楽しみに!
主要諸元(RS、欧州仕様)
全長×全幅×全高 NA×735×1085mm
ホイールベース 1410mm
シート高 825mm
車両重量 166kg
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量 765cc
ボア×ストローク 77.99×53.38mm
圧縮比 12.65
最高出力 123PS/11700rpm
最大トルク 7.85kg-m/10800rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 17.4L
キャスター角/トレール 23.9度/100mm
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ310mmダブルディスク・φ220mmディスク
タイヤサイズ 前・後 120/70ZR17・180/55ZR17