スタイリッシュなフォルムと爽快なフットワークが自慢のストリートスポーツ!

 先月、中国でプロトタイプが発表されたスズキのGSX250Rの市販型がミラノショーでいよいよ発表された。堂々たる個性が魅力のGSRシリーズとは異なる、スポーティなフォルムは、デビュー以降多くのスズキファンを虜にしているようだ。早速、最新情報を余すところなくお届けして、このバイクの魅力を徹底解剖してみよう。

画像1: スタイリッシュなフォルムと爽快なフットワークが自慢のストリートスポーツ!
画像2: スタイリッシュなフォルムと爽快なフットワークが自慢のストリートスポーツ!

 アジアでは高級車として人気があり、ヨーロッパや北米、そして日本ではビギナーからベテランま
で、さまざまな層のライダーが親しめる存在。250スポーツというカテゴリーは、コミューターと
しての手軽さや実用性だけでなく「趣味のバイク」としての要素も求められるだけに、幅広い使い道に対応する、懐の深い性格のマシンが多い。
 そんな250スポーツクラスにあって、スズキはこれまで他メーカーとは一線を画したスタンスを
取って来た。スポーツムードを前面に出したマシンが多い中、堂々たる存在感あるボディと、スムー
ズで快適な乗り味を魅力に据えたGSR250シリーズを展開し、独自の個性をアピールしてきたの
だ。
 そのスズキがここに来て「新しい個性」を打ち出してきた。それがこのGSX250R。一見して
わかる、スポーツ色の濃いスタイリッシュなフォルムが大きな魅力のストリートスポーツだ。
 GSX−Rのネーミングを採用しなかったのは、その主眼が日々のシーンで楽しめる、実用域での扱いやすさと楽しさにあるから。GSX250Rは、美しいフォルムと爽快な走りをどこでも謳歌で
きる1台なのだ。

画像3: スタイリッシュなフォルムと爽快なフットワークが自慢のストリートスポーツ!

誰が見てもカッコいいカタチにこだわり抜く

 このGSX250Rでスズキが最もこだわったのは「カッコよさ」。バイクの長所をあれこれ語るよりも、まずひと目見た瞬間から好きになってしまうようなスタイリングこそがスポーツバイク最大の魅力。スズキは今回そこにこだわり「誰の目にもカッコいいバイクであること」を徹底して追求している。そんなスタイリングのテーマは「アーバンアスリート」。街を颯爽と駆け抜けるシーンが絵になるような、伸びやかなフォルムを狙い、すっきり伸びたシャープなノーズやレイヤー構造のサイドパネルが織りなす細やかな面構成、キレイに上がったヒップラインなど、妥協のないデザインとしている。
 ボディサイズは全長が2085㎜、全幅は740㎜で、クラスの中でもゆったりとしたもの。シート高は790㎜とほんの少し高めだが、足つき性は十分で、ポジションも幅広い体格のライダーに対応したものだ。
 ミラノショーでは、MotoGPイメージのブルーを中心とした3色が発表されたが、中国ではこの3色に加えて、GSX−Rの30周年カラー風のグラフィックなども発表されており、多彩なカラーリングもまたこのバイクの魅力となっている。

画像1: 誰が見てもカッコいいカタチにこだわり抜く
画像: 無理に絞り込んだフォルムとはしていないが、十分にスリムでスポーティ。一見してスズキ車とわかる、アイコニックな表情もしっかり受け継いでいる。

無理に絞り込んだフォルムとはしていないが、十分にスリムでスポーティ。一見してスズキ車とわかる、アイコニックな表情もしっかり受け継いでいる。

画像: 伸びやかなテールまわりが印象的なリアビュー。スポーティな走りにも対応できるよう、サイレンサーがバンク角を考慮した形状なのも見て取れる。

伸びやかなテールまわりが印象的なリアビュー。スポーティな走りにも対応できるよう、サイレンサーがバンク角を考慮した形状なのも見て取れる。

画像: 全体のプロポーションのバランスにもこだわっているので、このクラスのマシンにありがちな「線の細さ」は感じさせないのもスタイリングのポイント。

全体のプロポーションのバランスにもこだわっているので、このクラスのマシンにありがちな「線の細さ」は感じさせないのもスタイリングのポイント。

画像2: 誰が見てもカッコいいカタチにこだわり抜く
画像3: 誰が見てもカッコいいカタチにこだわり抜く

使い勝手に優れた扱いやすい高機能

 GSX250Rの魅力は、その美しいスタイリングだけに留まらない。実用性も重視される250
クラスのバイクらしく、使い勝手のよさと充実した装備も大きなポイントとなっている。
 最もインパクトがある装備が、反転表示とした液晶のデジタルメーター。バーグラフ式のタコメー
ターと組み合わされるこのユニットは、視認性を重視して大きな文字を採用。スズキ車の美点である
ギアポジション表示、シフトアップインジケーターに加え、メンテナンスサイクルを教えてくれる機
能もあり、非常に充実したものとなっている。
 ハンドルはクリップオンタイプを採用。マウント方式を見ると振動に対する配慮もされていそうだ。ステップも防振タイプの厚手のもので、乗り心地にたいする細やかな配慮も見逃せない。スポーツバイクらしい、セパレートタイプのシートも、これに合わせて肉厚のものとしている。

画像: ヘッドライトこそハロゲンだが、左右にLEDのポジションランプを配して、GSX-Rシリーズにも通じる、独特な表情を演出。スクリーンには内圧調整の穴が開けられている。

ヘッドライトこそハロゲンだが、左右にLEDのポジションランプを配して、GSX-Rシリーズにも通じる、独特な表情を演出。スクリーンには内圧調整の穴が開けられている。

画像: トップブリッジ上にマウントされるハンドルはセパレートタイプ。ハンドル自体の垂れ角はさほどきついものではなく、自然なポジションが取れそうだ。左のスイッチボックスに見える赤いボタンはハザードランプ。

トップブリッジ上にマウントされるハンドルはセパレートタイプ。ハンドル自体の垂れ角はさほどきついものではなく、自然なポジションが取れそうだ。左のスイッチボックスに見える赤いボタンはハザードランプ。

画像: 反転表示の液晶デジタルメーターは、上部にバーグラフ式のタコメーターを持つオールインワンタイプ。燃料計、ギアポジションインジケーター、シフトアップを知らせるインジケーターも備えている。

反転表示の液晶デジタルメーターは、上部にバーグラフ式のタコメーターを持つオールインワンタイプ。燃料計、ギアポジションインジケーター、シフトアップを知らせるインジケーターも備えている。

画像: 他のスポーツモデルとは異なり、乗り心地にも配慮して、セパレートタイプではあるがシートは肉厚に設定。スポーツモデルとしてはトップクラスの快適性を実現している。

他のスポーツモデルとは異なり、乗り心地にも配慮して、セパレートタイプではあるがシートは肉厚に設定。スポーツモデルとしてはトップクラスの快適性を実現している。

画像: エンジンはGSR 250のパラレルツインをベースに吸排気系を見直した仕様。持ち前のスムーズな特性はそのまま引き継がれ、パワーも25 PSに若干アップ。大幅に軽量化された車体の効果もあって、燃費も向上している。

エンジンはGSR 250のパラレルツインをベースに吸排気系を見直した仕様。持ち前のスムーズな特性はそのまま引き継がれ、パワーも25 PSに若干アップ。大幅に軽量化された車体の効果もあって、燃費も向上している。

画像1: 使い勝手に優れた扱いやすい高機能
画像2: 使い勝手に優れた扱いやすい高機能
画像: 快適でスムーズなだけでなく、想像以上に軽快なハンドリングもGSX250 Rの魅力のひとつ。オールマイティに、ステージを選ばない万能ぶりも光る。

快適でスムーズなだけでなく、想像以上に軽快なハンドリングもGSX250 Rの魅力のひとつ。オールマイティに、ステージを選ばない万能ぶりも光る。

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