R1M仕様のMT-10
「SP」の名前は伊達じゃない
![画像1: R1M仕様のMT-10 「SP」の名前は伊達じゃない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/14/b2c2208fb297a61998faabebb4555570be4b42b2_xlarge.jpg)
ヤマハスーパースポーツのフラッグシップ「YZF-R1」をベースにした、MTシリーズの旗艦モデルがMT-10。日本にはいまだ導入されていないが、欧州では新たにスペシャルバージョンが発表された! 今度は「YZF-R1M」の要素がふんだんに盛り込まれたMT-10 SPの誕生だ。
写真を見て分かるように、R1Mをイメージさせるカラーリングを採用したこのモデルは、なんとYZF-R1Mに採用されるオーリンズ製電子制御サスペンション「ERS」(エレクトリックレーシングサスペンション)を装備。走行状況に応じてSCU(サスペンションコントロールユニット)が、前後サスペンションの伸・圧減衰力を統合制御して走行をサポートしてくれる。尚、6軸センサーは非搭載のままだ。
![画像: YZF-R1譲りの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒998cc「CP4」エンジンを搭載。R1は200PS、MT-10は160PSを発生する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/14/2326a6926fd796e156cda41324758638551d1da4_xlarge.jpg)
YZF-R1譲りの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒998cc「CP4」エンジンを搭載。R1は200PS、MT-10は160PSを発生する。
![画像2: R1M仕様のMT-10 「SP」の名前は伊達じゃない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/14/aab82b0b10460b461ae4a84bb74baa6c4bc0f05e_xlarge.jpg)
さらに注目すべきは、R1譲りのクイックシフター(QSS=クイックシフトシステム)。アクセル全開でもシフトアップを可能にし、ハードな加速にも対応する。これは2017年モデルのMT-10(標準モデル)にも採用されているが、同時に、エンジンマッピングの変更で、低回転から高回転までスムーズでバランスの取れた特性を手に入れているようだ。デルタボックスアルミフレームや、Dモード、トラクションコントロールなど、充実の装備はこれまで通りだ。現地の発売は2017年2月を予定している。
スタンダードモデルが欧州で発売されたのは2016年5月末で、今回「SP」も発表されたことを考えると、日本国内発売もそろそろ期待して良い時期ではないだろうか。期待が高まる。
![画像: 昨年のEICMAで発表されたMT-10。象徴と言えるそのフロントマスクは、まさに”The King of MT”の顔つきだ。プロジェクターランプを採用。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/14/89d202e86c6627e2e6c3bc652f0a38b9bb43bb18_xlarge.jpg)
昨年のEICMAで発表されたMT-10。象徴と言えるそのフロントマスクは、まさに”The King of MT”の顔つきだ。プロジェクターランプを採用。
![画像: YZF-R1Mの要素をふんだんに取り入れているMT-10 SP。フルカラーの多機能LCDメーターもR1Mと同様のものを装備している。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/14/58505e036578fe7bdb3d446a78e4e92fa554762b_xlarge.jpg)
YZF-R1Mの要素をふんだんに取り入れているMT-10 SP。フルカラーの多機能LCDメーターもR1Mと同様のものを装備している。
![画像: タンクに入ったさり気ないデザインラインには、さらにさり気ない大きさで「MT-10SP」の文字が入る。タンク容量は17L。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/14/f176af321bbd2566706e7eedfeb7a3872a26b52e_xlarge.jpg)
タンクに入ったさり気ないデザインラインには、さらにさり気ない大きさで「MT-10SP」の文字が入る。タンク容量は17L。
![画像: MT-10 SPにはYZF-R1Mに採用されるオーリンズ製電子制御サスペンション「ERS」(エレクトリックレーシングサスペンション)を装備する。さすが上級モデル。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/14/e8b48337fca9f45baebfe7e5926908c8486aa43b_xlarge.jpg)
MT-10 SPにはYZF-R1Mに採用されるオーリンズ製電子制御サスペンション「ERS」(エレクトリックレーシングサスペンション)を装備する。さすが上級モデル。
Design Process for the New MT Series Flagship
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