ユーロ4対応に合わせてゆとりのパワーに進化
ミラノショーで大きな存在感を示していたイタリア車勢。
そんなイタリアンブランドのひとつ、アプリリアも
新作を発表しています。そのひとつが、日本でも発売されている
SHIVERの新作、900です。
スチールトラスとアルミプレートを組み合わせた
スリムでコンパクトなハイブリッドフレームに、95HPの
DOHCVツインを搭載、軽快なフットワークが自慢だった
SHIVER750ですが、今回はエンジンを新設計。排気量を
896.1ccに拡大し、パワーにゆとりを持たせるとともに、
厳しい排ガス規制・ユーロ4もクリア。スペックですが、
パワーは95.2HPとあまり変わりませんが、発生回転数が下がり、
最大トルクはひと回り上の9.17kg-mとなっています。
SHIVER750は国内発売されているモデルですので、こちらの900も
発売に期待したいところです。
SHIVERと同時に、同じエンジンとメインフレームを使用する、
ビッグモタードのドルソデューロも900に進化。
両社とも、ライドバイワイヤやトラクションコントロールなど、
現代のスポーツバイクの必須デバイスはしっかり備えています。
残念ながらドルソデューロは輸入されていませんが、これを機に
日本でも乗ってみたいですね。
EICMAのニューモデル情報、詳細は本誌1月号(12/1発売)にて
たっぷりご紹介しますのでご期待ください!