390DUKEをベースにハスクバーナらしい個性を演出
![画像1: 390DUKEをベースにハスクバーナらしい個性を演出](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/10/4ebb7cc61f18be37f5b034f083d8d9dd018f5e80.jpg)
今回のEICMAではKTMのスモールデュークシリーズがモデルチェンジしましたが、
そのKTM傘下にあるハスクバーナでも、ユニークなロードスポーツが
発表されました。それがVITPILEN(ビットピーレン)401、SVARTPILEN(スバートピーレン)401
というネーミングの2モデルです。
![画像2: 390DUKEをベースにハスクバーナらしい個性を演出](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/10/bc65b13bda1996d3be4b99040eaf693422d69d74.jpg)
すでにコンセプトモデルは2014年のEICMAで発表済みの両モデル、
今回は市販間近のプロトタイプとしての出品でした。ベースとなったのはKTMの
390DUKEで、これをベースにスウェーデン語で「白い矢」という意味の
ビットピーレンと、同じくスウェーデン語で「黒い矢」という意味の
スバートピーレンという、タイプの違う2モデルを制作しています。
![画像3: 390DUKEをベースにハスクバーナらしい個性を演出](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/10/dd3c92d9dbde77421c832714f88fba6bfe532e5b.jpg)
この名前のルーツにあたるのが、1953年登場の「シルバーピーレン」。「銀の矢」を
意味するネーミングのモデルで、オフロード走行を意識した軽量・コンパクトな車体が
特徴のスポーツバイクでした。KTM傘下で再出発した新生ハスクバーナとしては
初のロードスポーツを造るにあたり、このネーミングにちなんだわけです。
![画像4: 390DUKEをベースにハスクバーナらしい個性を演出](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/10/80a9fd68b10b1ad9077cfdf3181bdeb1d0849802.jpg)
こちらはスバートピーレン401。カフェレーサーイメージのビットピーレンと
双子のモデルなんですが、こちらはハンドル形状やブロックパターンタイヤなど、
細部パーツにこだわり、スクランブラー風スタイルに仕上げています。
搭載されるエンジンは390DUKEの44HPユニットです。
![画像5: 390DUKEをベースにハスクバーナらしい個性を演出](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/11/10/bc051dc049c6fa007062ba88a086cae193d3eebb_xlarge.jpg)
そして今回のEICMAでは、ビットピーレン401をベースにした「エアロコンセプト」も登場。
新しさとクラシックを巧みに融合させた、独創的なセパレートカウルを装備した
スポーツバイクです。こちらはコンセプトモデルですが、ビットピーレン、スバートピーレンは
市販を前提としているようなので、日本上陸にも期待が持てそうです。
こちらも、次号1月号にて詳細をご紹介しますので、どうぞお楽しみに!