新型は「SP」とサーキット仕様の「SP2」をラインアップ!
現在、ドイツのケルンで開催されている国際オートバイ・スクーター専門見本市「インターモト」で、ついに新型CBR1000RRが発表されました。大幅な軽量化と出力向上を実現しながら、新たな電子制御システムを搭載した新型CBR。各部がグレードアップされたSP2は、サーキット走行やレースを前提としたモデルとなっています。
<CBR1000RR Fireblade SP/SP2の主な特徴>新型CBR1000RR Fireblade SP/SP2は1992年発売の初代CBR900RRから続く「操る楽しみ」のコンセプトを継承しながら、さらに大幅な軽量化と出力向上を図り、軽快なハンドリングと操縦性を進化させました。またRC213V-Sのシステムをベースに開発した総合的な電子制御システムを新たに採用。ライダーをさまざまなライディングシーンでサポートします。
モードセレクトにより、ライダーの好みや走行状況に合わせて、出力特性を変更できる「パワーセレクター」や「セレクタブルエンジンブレーキ」、「Honda セレクタブル トルク コントロール」のほか、サスペンションを制御する「ÖHLINS Smart EC」※を一括して設定変更可能としています。また、バンク角を検知して優れたコントロール性に寄与する新ABSシステムを搭載。車体の軽量化・最適な車両バランスと相まって、操る楽しみの最大化を意味する、革新の「トータルコントロール」を実現しています。
さらにCBR1000RR Fireblade SP2はSPをベースとしてサーキット走行やレースでの使用を想定し、吸排気バルブ、燃焼室およびピストンを新設計した新型のシリンダーヘッドを搭載。車体ではマルケジーニ製アルミ鍛造ホイールを採用し、さらなるスポーツ性能の向上を図りました。
また、CBR1000RR Fireblade SP2のサーキット走行により適した性能を引き出す「レーシング・キット」の販売も予定しています。※ÖHLINS Smart EC(Electronic Control)はスウェーデン オーリンズ社の登録商標です。