中須賀克行 選手など、6名がエントリー!
鈴鹿8耐が終わって、もてぎ2&4はあったものの、ちょっと間隔が空いちゃう全日本ロードレース。このあと、9月最終週に岡山大会がありますけど、10月には開催ナシ! この数年、こんなに気象条件がいい月になんで開催ないの?とは言ってきたんですが、そのかわりコレがあります。そう、10月16日に決勝を迎える「MOTUL」日本GPです!
その日本GPにワイルドカードで参戦するライダーが発表になりました。ワイルドカードっていうのは、開催国ごとに与えられている「1戦のみの特別参戦」のことで、その国のナショナル選手権のランキング上位者や、DORNAへの申請が認められたライダーが出られるもので、91年の上田昇さん、そして2011年の中上貴晶ほか、ワイルドカードからフル参戦のチャンスをつかんだライダーはたくさんいます。94年のノリックなんかも、鈴鹿の日本GPへのワイルドカードでの走りが認められて、GP500クラスのヤマハファクトリー入りを決めましたしね。
そして、2016年の日本GPへのワイルドカード(現所属チーム)は以下の通り。
■MotoGPクラス
中須賀克行 ヤマハファクトリーレーシング
■Moto2クラス
浦本修充 チームカガヤマ
関口太郎 ミストレーサwithハルクプロ
長島哲太 AJOモータースポーツ(※スペイン選手権)
■Moto3クラス
佐藤 励 41Plannning
岡崎静夏 UQ&テルル・コハラRT
ここからチャンスをつかむライダーの中で、Moto2クラスには、今シーズン何度も優勝目前のレースを続けている、全日本J-GP2クラスの関口太郎もエントリーが認められています。たくさんのファン(とかぼくらメディアのみんなとか・笑)に絶大な人気を誇るタローは、今年40歳の大ベテラン。タローがGPに出るのは、カンペテッラレーシングからGPにフル参戦していた2007年以来。あの時はまだ、GP250クラスだったもんね。20歳代のライダーばかりのなかで、久々のGPでタローがどんなレースを見せてくれるか、注目したいです。ちなみに日本GPへは「TeamTARO PLUSONE」からのエントリーとなるそうです。
GP行きたいな、ワクワクするなぁ、っていうファンの皆さん、こういうワイルドカードのライダーを全開集中応援するためにもてぎへ!っていう楽しみ方もありますからね^^