エンデュランス製は税込み37万2600円(別途車両配送料)!
納車したてのグロム(レースベース車)がこちら。購入店であるエンデュランスのレースパーツが装備され、7月から各サーキットで開催されている「HRC GROM CUP」のレギュレーションに合わせた仕様になっている。ほぼこのままの状態で同レースに参戦が可能だ。ちなみにエンデュランスでの価格は37万2600円(税込・別途車両配送料)となっている。OEMのタイヤは2種類あるが、納車になった車両はIRC製を装着している。




フロントナンバープレート、アンダーカウル、テールカウルなど、レース仕様のパーツに関してはFRP製白ゲル仕上げとなっている。また、シートは市販車のタンデムを想定した形状なので、今後はフラットに加工する予定。また、ハンドルやメーター、足まわりに関しても、公道用と同じ仕様だ。

レース専用の「フロントナンバープレート」が装着され、精悍さを増したグロム。フロントフォークはオイルも含め、市販車と同様の仕様となっている。

ライト類が取り外され、シャープな印象になっているリアビュー。サイドスタンドの取り外しはミニバイク界の常識らしいが、それは今後の課題ということで。
重低音を生み出すサイレンサー

エンデュランス製『レーシングスリップオンマフラー』は『HRC GROM CUP』 レギュレーションに対応。単品での販売はHRC製エキパイとのセットで3万2400円。
バンク角拡大に貢献!

販売店によって異なるのがバックステップ。写真のエンデュランス製は逆チェンジにも対応する「6ポジション仕様」となっている。単品価格は3万7800円。
結局便利な純正メーター!

市販車と同様のメーター。オド/トリップメーターを始め、走行距離や燃料計、時計まで装備されているので、耐久イベントのときは重宝しそうだ。
シート取り外しに使用!

シート取り外し用のキーシリンダーは装備されていない。テールカウルの内側に見えるワイヤーを引っ張ることで、シートが取り外せるようになっている。

車両には専用のセットアップマニュアルと、パーツリストが付属する。

おまけですが、こちらはエンデュランスから出荷されていくグロム(レースベース車)の様子。今頃は、全国各地のコースで、元気に走っているんでしょうね。きっと。

(写真/島村栄二)
いよいよ走行開始! 「ミニバイク部の遅くて悪いか!」は、現在もオートバイ誌で連載中!