いよいよ納車になったグロム(レースベース車・エンデュランス仕様)。これはもう走りに行くしかないでしょ! というわけで、今回はサーキット初体験の国友愛佳ちゃんと、慣らし運転要員の2名、合計3名で出撃だ!
不安いっぱい、ミニコース初走行に出発‼
いよいよレースベース車のグロム(エンデュランス仕様)が納車になりました! レース用のバックステップや、マフラーが取り付けられた車両を前に、テンションは上がる一方です。何はともあれ、これはもう走りに行くしかないでしょ! というわけで、前々から「サーキットで走りたい」と言っていた女子2名と共に走行場所を検討。「慣れてないから」「速い人がいると怖いから」「トイレはキレイな方がいいな」などなど、好き勝手な意見が飛び交う中、1回目の走行は富士スピードウェイのカートコースに決定(速い人はいるけど、トイレはキレイ)。
かつてF1が開催されていた国際レーシングコースや、走行会などでお馴染みのショートサーキットが有名ですが、〝ミニチュア版 富士スピードウェイ〟と言われるカートコースも実は面白いんです。おまけにカートコースには1周が約200mのショートコースも用意されており、初心者の練習には最適! バイクの慣らし運転と、ライダーがバイクに慣れるという今回の目的にもピッタリです。
というわけで、走行距離0㎞のグロムと共に現場に急行!
素人集団でも充分楽しめる! サーキットで遊ぼう!
豪快な走りを見せつけてくれる先客を前に、僭越ながら降り立ってしまった我々ミニバイク部。なにしろ、今回の目的は未走行のグロムで慣らし運転をすること、そしてミニバイクコースに慣れること。このふたつです。
慣らし運転はグロムでジムカーナの大会にも参戦している寺崎 愛ちゃんが担当。タイヤの内圧調整をしながらも「ノーマルタイヤでも大丈夫かなぁ、万が一転んだらちゃんと修理代出しますからね」と不安を隠すことなくスタート、ひたすらタコメーターとトリップメーターを見つめながら走り続けます。そして、その合間を縫うように、国友がおっかなびっくりで慣れるための周回を重ねる…。
途中、「これってグロムのレースベース車ですか?」と、話しかけてくれたライダーさんとの談笑などを挟み、ひたすら走行。このまま数時間が経過。「ちょっと慣れてきて、楽しくなってきました!」という、この日ピークとも言える笑顔の国友コメントが出たと思ったら、気がつけば、これで1日の走行時間が終わってしまいました。
何はともあれ、社会人趣味ライダーが集まるミニバイク部としては、転倒&ケガだけは厳禁。それを達成できたので、滑り出しとしては良い感じでしょう。
さて、このオートバイ・ミニバイク部、とりあえず各地のミニバイクコースで練習行脚をしていく予定。「このコースは初心者でも怖くないよ!」というコースがありましたら、ぜひ教えてくださいね(国友が喜びます)。
余談ですが、今回のメンバーはなぜ女性ライダー2人と自分の合計3名だったのか。それは、「オレも走りたい」「練習日が決まったら教えろ」と言っていた本誌男性スタッフ陣を完全にスルーしたからに他なりません。…というわけで、次号以降は強制拡大していきそうなミニバイク部、もしコースで見かけたら、いろいろアドバイスをお願いします!
初挑戦ですが、ちょっとずつ頑張ってます!(国友)
<今回のライディング経費 >
3人で1万円以下のリーズナブルな楽しみ‼
富士スピードウェイは入場料で1人1000円かかるものの、カートコースの走行料金はライダーの人数に関わらず1台3100円/1日。そのため、今回のようにバイク1台でライダー3人のようなシチュエーションでは、かなりお得。ちなみに、今回は借りなかったが、レンタル計測機は1日1000円となっている。
●ガソリン代 130円(ハイオク)×2ℓ=260円
●走行料金 3100円
●富士スピードウェイ入場料 1000円×3人=3000円
※合計 6360円(別途、現地までの交通費)
少しずつ走行回数を重ねてます!
「ミニバイク部の遅くて悪いか!」は、現在もオートバイ誌で連載中!