ZZR1400から進化したモンスターバイク。
2012年に登場した2代目となるニンジャZX‐14Rでは、ストロークを4㎜伸ばして1441㏄までスケールアップし、最高出力を200PSまでアップすると同時に、望まれていた低回転域のトルクも増強。新たにパワーモードセレクターとトラクションコントロールも装備され、パフォーマンスの向上に合わせてヘッドライトやサイドカウルのデザインもよりアグレッシブなイメージに変更された。フレームもモノコック構造を受け継ぎながら強化され、新デザインのフルカウルと合わせて超高速でも優れた安定性を持つ。スイングアームやホイール、サスの改良でスーパースポーツ的なハンドリングも備え、また3モードを選択できるトラクションコントロール・KTRCも採用、オールラウンドに高性能を楽しめるモデルへと進化。オーリンズ製サスを装備するモデルなどを追加しながら、現在も根強い人気を集める1台。
オートバイ&RIDE 2016年8月号
「その8 Ninja ZX-14Rの系譜」に続く