ヤマハファクトリーが独走状態に!
鈴鹿8耐は4時間を経過。ようやくというか、もう折り返し地点をすぎました。
ここまでトップは、危なげなく#21ヤマハファクトリーレーシングがキープ! 2番手にヨシムラ、3番手にチームグリーンですが、トップ#21は独走で、2番手以下に1分半もの大量リードを築いています。そして2番手争いを、ずっとヨシムラとチームグリーンで繰り広げている、とそんな展開です。
レースはチームカガヤマ清成龍一のロケットスタートで始まり、TSRドミニク・エガーター、ヨシムラスズキ津田拓也、ヤマハファクトリー中須賀克行がトップ集団を形成。そこへ10周くらいかけてハルクプロ高橋、チームグリーン柳川、TOHOレーシング山口が追いついてきて、このあたりが先頭集団、といった感じでした。
最初のアクシデントは7周目。エガーターがMCシケイン進入でフロントを滑らせて転倒! マシンもかなりのダメージを受けてしまいました。
次にトラブルが襲ったのはチームカガヤマで、1回目のピットストップで前後ともスタンドがうまくかからず、大きくタイムロス。他チームが15秒あたりで終えているピット作業に、1分30秒ほどかけてしまいました。
それから1時間半後には、またもチーム加賀山にアクシデントが発生。フロントタイヤのスローパンクか、フロントタイヤがぺちゃんこになってマシンをストップさせていしまいました。
さらにそのあと、ヤマハファクトリーを唯一追っていたハルクプロまでトラブルに襲われ、マシントラブルか何か、マシンを止めてしまいました。なんとかマシンをピットに入れ、修復するも、修復はかなわず、ハルクプロはリタイヤ届を出すことになりました。
これで、独走のヤマハファクトリーを追うのは、ノントラブルで走り続けているヨシムラとチームグリーン! 4位以下に、モトマップサプライやモトラッド39、エヴァンゲリオンレーシングやYARTヤマハといったチームが連なっています。
このまま終わるわけがないのが鈴鹿8耐。さぁ次の速報の時に順位はどう変わっているんでしょう!