決勝日は、いつも通りの猛暑になってきました!

おはよーございます。2016鈴鹿8耐決勝日、鈴鹿サーキットは快晴です。暑いです、酷暑です。昨日までメディアや関係者のみんなと「今年はちょっとラクだね、そんなに暑くないね」なんて話してたんですが、やっぱり鈴鹿はそんなに甘くないね(笑)。いつもどおりの鈴鹿です、8耐はこうじゃなくちゃね。
今日は朝からピットウォークが行なわれて、その合間を縫ってチーム撮影したり、メカニックさんたちはマシンの準備したり、ヘルパーさんたちはライダーケアの準備したり。もちろんライダーたちは、11:30のスタートに向けて、じりじりと集中力を高めています。
ピットウォークの通りがかりに、チームグリーンのチーム撮影にでくわしたのでお邪魔しました。
チームグリーンは、現在のセミファクトリー参戦体制になって3年目、今年は全日本レギュラーの柳川明/渡邊一樹に、BSB(=ブリティッシュスーパーバイク)を走っているレオン・ハスラムが加入して、3年目の正直!を目指して優勝を狙っています。このチーム、今年ぼくがあちこちで「上に行くかも」と言っている、注目チームです。
土曜のスーパーポールを終えて、3番手のスターティンググリッドを得たチームグリーン。記者会見では、いつもの柳川の爆笑会見(記者会見させたらこの人いちばんオモロイ・笑)は遠慮気味でしたが、予選までの流れと、決勝への意気込みを語ってくれました。
ライダーコメント
柳川「僕はきょうトップ10トライアル走ってないんですが、うちのチームの問題点はオレが遅いこと(笑)。金曜の予選で新しいタイヤを履いたら、ちょっと問題が起こって、それ直しながらセットアップしているい中で、減ったタイヤでいいタイムで安定して走ることができてます。決勝はオレがいっぱい仕事することになるでしょう、がんばります」
渡邊「3人で走るレースなので、自分好みのマシンのセットに仕上げられないのがちょっと悔しいんですが、そのバランスもいいところを見つけられたし、レースは1回1時間、コンスタントに走るのが大事なので、それができる、アベレージのいいマシンに仕上がっていると思います」
レオン「初めてスーパーポール(=トップ10トライアル)を走って楽しかったよ。ちょっとミスはあったけど、タイムも悪くなかったし。ユーズドタイヤでもいいペースで走れているし、チームのムードもいいし、決勝は自信があるよ」
チームのカギは、やはり渡邊の出来!?
言うまでもなく、土曜のトップ10トライアルは1周限りのタイムアタックで、鈴鹿8耐の決勝とは一番遠い走りが求められます。いいタイムが出るに越したことはないけれど、マシンに求められるのは1周しか出せない全力ベストラップのチョイ落ちでずーーーっと周回できるセットアップです。そこんとこ、もちろん全チームわかってますけど、カワサキはそこに注力してきたと、そういうことですね。

左から柳川、渡邊、ハスラム 渡邊が仏頂面なのはいつものことですw
気がかりなのは「ちょっとフルパフォーマンスで走るのが難しいマシン」と言う渡邊でしょう。去年、おととしとちょっとミスをして成績を出せなかったことにつながっているので、今年こそは、の思いはいちばん強いのだと思います。レオンと柳川は問題ないでしょう、このチームのカギは、やはり渡邊の出来だと思います。
さて日曜の19:30、喜びを爆発させているたった1チームは、どこになるでしょうか! レースはこのあと11:30スタートですよー! ご自宅にいらっしゃる方は、TVをBSトゥエルビにロックオン! あ、東京都民は都知事選挙もスタート前に済ませておいで~!