勝手に始めた鈴鹿8時間耐久カウントダウン企画ですが、5日とびでやろうかと。その2回目は、前回「鈴鹿8耐制覇への計算式」を書いてみましたが、その続きです。
「計算条件はわかった。じゃぁ優勝チームの平時の平均ラップタイムは?」ってリアクションをいただいたので、そっちも計算してみました。
「平時」っていうのは、昨年の大会で言うとまず、セーフティカー介入がない状態ですね。これはセーフティカー導入/退去の周も含みます。それから、前回書いたようなピットin/outじゃない周、ライドスルーほかペナルティを消化していない周、が該当します。
レースデータは、上の写真のようなラップbyラップから計算していますから、完全に正確なわけではありませんが、セーフティカー関連とピットin/outは除外できています。
計算すると、全204周のうちの平時にあたる周回は155周。たとえば「2分12秒538」ってラップタイムを132.538秒に直して、全部足して155で割ると
20037.69(秒)÷155(周)=129.275(秒)
つまり
2分09秒275
が平均ラップライムとなりますね。
この平時には、周回遅れをばんばん抜いた周も入ってるし、タンク満タン+新品タイヤ時とか、タイヤ消耗ずるずる時も入っての平均タイムですから、これはやっぱりスゴいタイムなんですねぇ。
今週の4メーカー合同&タイヤメーカー事前テストには、ニッキー・ヘイデンもアレックス・ロウズも参加予定。このふたりはラグナセカでワールドスーパーバイクのレースやって、そのまま鈴鹿にやってくるんですね。このタフなスケジュールを難なくこなすのもワールドクラスの凄みです!