このJP250をがっちり盛り上げてくれたハルちゃんこと、元WGP125チャンピオン(2回)、現オートレーサーの青木治親さんのコメントが取れました。ハル「ちゃん」って言っちゃうけど、もう40歳なんだねー! ちょっとショック!(笑)
「いや、面白かった! 阿部さんに用意してもらったマシン速かったし、練習1回しかできなかったけど、まぁまぁ上手く走れたかな。レースはさ、トップグループにいて展開をいろいろ考えてたんだけど、トリックスターの山本くんとふたりで逃げて、最後に差しちゃおう、って思ってたんだ。山本くん、いいね、上手いし速い。トップグループの他の選手はちょっと落ち着きがなくて危なかったから、ふたりで逃げちゃいたかったんだよね。まぁ転んじゃったけど、オレまだまだ速いね、ウン(笑)。特に1コーナーと最終コーナーはイケてた! 勝てると思ったんだけどなぁ……クヤシーなぁ! 今回は、オートレースのみなさんと、チームノリックのご協力をいただいて、出場できることになりました。ロードレースのみんなと会えたし、ファンの人もたくさん来てくれたし、うれしかった、ありがとうございます。クヤシーな、また出たいなぁ!」
ハルちゃん、さすがオートレースの超一流選手だけあって、走り方が他のロードレース勢とはちょっと違ってましたね。ブレーキングは早めなんだけど、奥まで突っ込まないで、コーナリングスピードが速い! ちょうど、ホルヘ・ロレンソみたいな感じ。ラインが空いてたら、どんどんハナ先入れてくるし、ロスなく走るマシンの動かし方は、まさにGP125時代に似てたのかも。
「JPのライダーに限らないけど、みんなちょっとマシンの扱い方が雑かな。オーバーアクションていうか、カッコよすぎ(笑)。特にJPみたいなパワーのないマシンは、もっとマシンの動きを邪魔しないように、小さく乗った方がいいよ!」
ハルちゃんのロードレース、また見たいなぁ! お疲れさん、ハルちゃん。ありがとう!