まずは注目のJP250。いつものレースには取材に来ないような雑誌なんかも取材に来ていて、注目度の高さがうかがえましたね。

レースは、ポールシッターの山本剛大(トリックスター・Ninja250)が序盤から抜け出し、それを南本総一郎(アケノスピード・YZF-R25)、青木治親(オートレース&TC チームノリック・YZF-R25)、中沢寿寛(モトレーシング&KYOEI・Ninja250)、仲村優佑(アケノスピード・YZF-R25)、武佐英典(ドッグファイトレーシング・YZF-R25)が追う展開。

画像1: 山本 剛大 (TRICK STAR Racing Ninja250)

山本 剛大 (TRICK STAR Racing Ninja250)

ここから、アジアプロダクション250チャンピオン山本を捕らえたのは、なんと筑波を22年ぶりに走るという青木! スルスルっと1コーナーで前に出ると、レース展開を読みながら逃げようとするものの、アジアヘアピン立ち上がりでハイサイドを喫し、転倒! でも、凄味を見せました! 盛り上げてくれました!

画像: 左から#55 南本 宗一郎 (アケノスピード・YAMAHA YZF-R25)#21 山本 剛大(TRICK STAR Racing Ninja250)#21 青木 治親(AutoRace&TC with TEAM Norick YZF-R25)

左から#55 南本 宗一郎 (アケノスピード・YAMAHA YZF-R25)#21 山本 剛大(TRICK STAR Racing Ninja250)#21 青木 治親(AutoRace&TC with TEAM Norick YZF-R25)

そこからは、山本のNinjaと南本&仲村のR25がトップ争いを繰り広げますが、終盤に、なんとアケノスピードのふたりがもつれるように転倒! MotoGPのドゥカティファクトリーかっ!(笑)
レースは結局、山本が優勝! 今後の出場は未定と言いますが、確実にJP250の軸になるライダーですね、継続出場してほしいし、他ライダーは「打倒・山本」を狙ってエントリーしてきてほしいですね!

画像2: 山本 剛大 (TRICK STAR Racing Ninja250)

山本 剛大 (TRICK STAR Racing Ninja250)

アケノスピードのふたりが転倒で戦列を離れたことで、2着には筑波選手権の開幕戦を制した中沢、3着には武佐が入りました。このJP250は、国内/国際ライセンスが混走で、各ライセンスごとに表彰があるんですが、国際ライセンスの3位は中野真矢率いる56レーシングスポーツのムクラダ・サラプーチ。22歳、タイの女性ライダーですよ!

画像: MUKLADA SARAPUECH(APHONDA×56DESIGN SPORT CBR300R)

MUKLADA SARAPUECH(APHONDA×56DESIGN SPORT CBR300R)

注目度も高く、接戦でレベルの高いレースを見せてくれたJP250クラス。国内ライセンスのライダーが全日本に出られたり、ちょっと現役を引いていた国際ライダーがまた出場したりと、新しい展開がまだまだありそうです。各マシンの勢力図も、時間とともに変わってくるだろうしね。来週末にはもてぎ選手権、6/11は全日本併催がオートポリスで行われます!毎レース、ご当地のレジェンドライダーとか、ゲストで出たら面白いのにね♪

画像: YZF-R25? ニンジャ? CBR? JP250クラスで勝利したのは…!?【MFJカップシリーズ第1戦】

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