カワサキに移籍したアズランがWウィン
この週末は、アジア選手権ロードレース(ARRC)が開幕しました。
アジア選手権は、SS600クラスを筆頭に、AP250(=アジア・プロダクション250cc)、CBR250RワンメイクのADC(=アジア・ドリーム・カップ)、さらにチーム加賀山氏がプロデュースするスズキ・アジアン・チャレンジ、そしてアンダーボーン130ccのクラスが行われています。格式としては、世界選手権→アジア選手権→全日本選手権、ですから、この数年、イッキに盛り上がってきているクラスです。
メインクラスのSS600クラスは、昨年のチャンピオンである高橋裕紀をはじめ、小山知良、芳賀紀行、伊藤勇樹らがエントリーし、世界選手権MOTO2帰りのズラン・シャー、全日本選手権でもおなじみのデチャ・クライサルトらも出場しています。まさにアジア圏内の最高峰クラスを目指している、という感じですね。ちなみにAP250の初代チャンピオンは、鶴田竜二さん率いるトリックスターレーシングの山本剛大です!
そのARRC開幕戦は、この金曜土曜の決勝レースを終了。SS600クラスは、アジア選手権に復帰、そしてカワサキに移籍したアズランがWウィン。レース1は小山が2位に入り、レース2では高橋が2位に入りました。
AP250は大異変! 2年目を迎えたヤマハYZF-R25が強さを発揮し、レース1で表彰台を独占したかと思ったら、レース2でも独占! これは山本もウカウカしてられないですねぇ!ちなみにARRCは今年からグッとウェブサイトが充実していてhttp://www.asiaroadracing.com/でレース画像なんかをガッチリ見られます。
さぁ、WSBK、MotoGP、ARRCも開幕し、今週末は全日本モトクロス、来週は全日本ロードレースが開幕しますよ!