2週連続の大阪-東京モーターサイクルショーも終わりましたが、東京MCSでは鈴鹿8時間耐久ロードレースについての発表がありました。1978年から開催されているこのレース、来年の2017年大会で「第40回」を数えますが、その2017年大会から、世界耐久選手権の最終戦として行われることを予定している、と発表されました。
とはいえ、開催時期は例年どおり7月最終週末。そう、たとえば今年は鈴鹿8耐が第3戦で、最終戦は8/27のドイツ・オシャースレーベン8時間耐久なんですが、来年もこのままのカレンダーなら、オシャースレーベンが2016-17耐久選手権の開幕戦になって、鈴鹿8耐が最終戦になるという、年またぎ式(=サッカーのセリエAなんかがそうだよね)になるんです。
で、なんで鈴鹿が最終戦に?って疑問なんですが、そこを、この東京MCSに来日したユーロスポーツのフランソワ・リベイロさんが語ってくれました。ちなみにユーロスポーツってヨーロッパをカバーするイギリスのスポーツ専門放送局で、テレビだけじゃなくてネット配信とかグッズショップとか、スポーツイベントのプロモーターもやってるんですね。世界耐久は、このユーロスポーツがプロモーターなんです。
「去年、はじめて鈴鹿8耐に行ったんですが、すごく質の高いスポーツイベントで感動しました! レースはきちんと管理されていて、スタートからゴールまでドラマの連続だった。いま、世界選手権はル・マンとボルドール、ふたつの24時間耐久レースがありますが、世界一の耐久は鈴鹿8耐だと思いました。だから、この最高のレースを最終戦にして、ここでチャンピオンが決まるレースにしたいと思ったんです」
ほほう、そうなると、鈴鹿8耐の注目度がもっと上がりそうではあるんだけど、そうするとレースが終わってから、あの混雑の中、世界耐久チャンピオンチームの表彰とか、そういったスケジュールも組まれる、ってことになるんですね。おぉ、速報入れる身としては、ちょっと大変そうだな、って思っちゃう(笑)。
もちろん、まだまだ「予定」ですが、ひとまずお知らせまで♪