![画像: 会場に展示されていた完成品。全長僅か170mmあまりしかない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/13/b61b0d8b71e9f64633be0f588d21a41b75d8742b_xlarge.jpg)
会場に展示されていた完成品。全長僅か170mmあまりしかない
タミヤ1/12オートバイシリーズの新製品「レプソル Honda RC213V’14 」の発売が間近となったのに合わせて、3月12日にタミヤプラモデルファクトリー新橋店で発売記念スペシャルトークショーが開催され、タミヤの広報・山本暁さんを司会に、この1/12モデルを設計した古谷隆久さん、そしてMotoGP解説でおなじみの宮城光さんが集まった。
![画像: 左から設計者の古谷隆久さん、宮城光さん、司会の山本暁さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/13/c3083e56fc337bded610727c9819c0b0942646fb_xlarge.jpg)
左から設計者の古谷隆久さん、宮城光さん、司会の山本暁さん
まず最初は宮城さんがRC213Vの凄さを解説。現役時代はホンダワークスライダーとしてNSR500でレースを戦っただけでなく、現在もホンダコレクションホールのテストライダーとして新旧のレーシングマシンの動態保存に携わった上、昨年には今回モデル化された2014年型のワークスRC213Vそのものにも試乗している宮城さんが、その驚異的な性能を軽妙に分かりやすく説明。会場に詰めかけた熱心な模型ファン、レースファンは笑いながらも興味深いエピソードに引きこまれていた。
![画像: カウルの分割、複雑なエキパイの取り回しなども実車通り](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/13/291bf1d74df7efbbb0664ad7481e76fafbdc244b_xlarge.jpg)
カウルの分割、複雑なエキパイの取り回しなども実車通り
![画像: 設計途中に形状を確認するために3Dプリンターで制作された試作モデル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/13/6a4ecbf76f60f31f66387a6fed4525992ee7b520_xlarge.jpg)
設計途中に形状を確認するために3Dプリンターで制作された試作モデル
そして設計者の古谷さんは、RC213Vの例を中心に、どうやって実車を模型化していくのか? というプロセスを紹介。実車取材で撮影された写真や設計時のデーター、さらには形状確認用に3Dプリンターで制作されたモックアップなど、実際に開発で使用されたものを交えて語られた。歪みを最小限にするために50m離れて撮影する、理想的な角度から撮影できるように高い脚立を持ち歩くなど、その徹底的な取材に基づく再現度の高さは、宮城さんをして「ディメンションとか全部分かっちゃいますよ」、そして「ここまでやられるとメーカーも困ってるでしょうね」といわしめるほど。
![画像: 作れば速さの秘密が分かる? タミヤ1/12 レプソル Honda RC213V’14発売記念トークショー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2016/03/13/6c160fc9ff7dfa6d389aaa71636b257b5727c31c_xlarge.jpg)
限りなく実車に近いと宮城さんもお墨付き、タミヤ1/12 レプソル Honda RC213V’14は、3月26日に発売開始予定。定価4320円(本体価格4000円)。作ってみれば、あなたにもRC213Vの速さの秘密が分かるかも?
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